英 文 名 | : | Nursing Care for Women’s Health |
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科 目 概 要 | : | 看護学3群科目、3年後期 [月曜日3・4時限、火曜日3・4時限]、選択科目、講義、1単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) 香取 洋子※、 落合 賀津子※、 ◎西 佳子※、 村井 佐知子※、 清水 由紀子※(非常勤) |
講 義 室 | : | 対面授業、母性看護学・助産学実習室 |
そ の 他 | : | 助産師国家試験受験資格取得に必要な科目 科目ナンバリングコード:N301-Mn08 ※は実務経験有 |
女性および家族の健康支援に必要な基本的能力を養うために、女性のライフステージからみた健康問題の特性と健康教育技法について学ぶ。
思春期、成熟期(出産・育児期)、中高年期の女性の健康問題を支援する理論・方法について説明する。
【教育方法】女性のライフステージ各期の健康問題とその援助について講義、グループワーク、ディスカッションを行う。
文献検討を基に育児指導のエビデンスについてプレゼンテーションを行う。
希望者は、相模女子大学中学部で行われる中学生を対象とした妊婦育児体験講座に参加しピアカウンセリングの実際を学ぶ。中学校への訪問日程は、11月10日(月)8時から15時を予定している。
【フィードバック方法】プレゼンテーション課題については講義内でコメントする。レポートなどの個人の提出課題については、個別にコメントを返す。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | オリエンテーション 女性の健康問題の特性と保健行動 成熟期・中高年期 | オリエンテーション 女性の心理的特性と健康問題の関連を学び、保健行動に関する基本的理論(ヘルスプロモーション、地域アセスメント、保健指導に関する諸理論)を理解する。 成熟期・中高年女性に伴う健康問題と健康教育について学ぶ。 | 西 佳子 | 11/4(火)③ | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
2 | 女性の保健行動支援のための健康教育技法①ライフスキル教育 | 女性の保健行動支援のための健康教育技法(ピアカウンセリング・ヘルスカウンセリング・ライフスキル教育)について理解する。 | 西 佳子 | 11/4(火)④ | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
3 | 女性の保健行動支援のための健康教育技法②集団教育 | 女性の保健行動支援のための健康教育技法(集団指導・グループ教育)について理解する。 | 村井 佐知子 | 11/11(火)③ | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
4 | 母子の援助に用いる保健相談技法 | 育児相談・母乳育児カウンセリングについて学ぶ。 | 村井 佐知子 | 11/11(火)④ | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
5 | 女性のライフステージからみた健康①思春期の心と身体 | 思春期の生活習慣の実態と心の問題について学ぶ。 | 落合 賀津子 | 11/17(月)③ | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
6 | 女性のライフステージからみた健康②思春期の性行動 | 高校生の性行動・セクシュアリティについて学ぶ。 | 落合 賀津子 | 11/17(月)④ | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
7 | 育児指導のエビデンス | 育児指導のエビデンス・クリティークについて学ぶ。 | 西 佳子 | 11/25(火)③ | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
8 | 母子保健政策と地域育児支援ー育児支援の現状と課題(施設退院後~産後1年) | 地域における子育て支援の現状と課題や、特に施設退院後~産後1年までの母子と家族(子育て世代)の健康問題とその支援方法について学ぶ。 | 清水 由紀子 香取 洋子 | 11/25(火)④ | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
1.女性の心理的特性と健康問題について説明できる。
2.女性の健康支援に有用な健康教育技法について説明できる。
3.思春期・中高年期における健康教育の現状と課題が説明できる。
4.母子保健政策と地域育児支援の現状と課題を説明できる。
【評価種別と割合】1)課題レポート(50%)、2)課題発表(40%)、3)毎回の小課題またはミニッツ・ペーパー(10%)から総合的に評価する。
【評価基準】1)および2)について、①テーマに関する先行研究や文献からのエビデンスをもとに課題が作成されていること、②他者から見てわかりやすく表現されていること、③聞き手(読み手)にとって学びが深まる内容であること、④これまで学んだ健康教育技法の視点が取り入れられていること。3)については、自分の経験と照らし合わせたり、講義内容を踏まえて自分の考えが記載されていること。
1 | 予習(15時間):講義に関連した事前課題がある場合はそれに取り組む。 プレゼン課題について自己学習して講義内で発表できるように準備しておく。 |
2 | 復習(15時間):講義資料を読んで知識を整理すること。 課題レポートを作成するために、テーマに関連する文献を検索し読む。レポートを作成する。 |
3 | 助産選択者は選択必須科目である。 |
4 | 〔実務経験のある教員〕 西 佳子、香取 洋子、村井 佐知子、落合 賀津子、清水 由紀子:助産師、保健師、養護教諭の臨床経験、実務経験を活用した、母子の健康支援等についての講義。 |
5 | 〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 (1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 〇(2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力 ◎(3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力 (4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力 〇(5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力 〇(6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じ、資料を配布する。 | ||
参考書 | 講義内で紹介する。 |