英 文 名 | : | School Health |
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科 目 概 要 | : | 看護学3群科目、3年前期 [月曜日4時限]、選択科目、講義、1単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎落合 賀津子※ |
講 義 室 | : | 対面授業、L2-310 |
そ の 他 | : | 保健師国家試験受験資格取得に必要な科目 教職課程必修科目: 養護に関する科目[養教一種免] 施行規則に定める科目区分:学校保健 科目ナンバリングコード:N301-Cn08 ※は実務経験有 |
学校保健活動を展開する上で必要な基礎的能力を修得するため、 ①学校保健の意義と目的、しくみについて学ぶ、②学校における児童生徒の健康課題について学ぶ、③学校保健活動の主な内容(保健管理、保健教育等)について学ぶ、④学校保健計画、学校安全計画、学校保健組織活動の概要について学ぶ。
・学校保健の概要と制度について説明する。
・学校における児童生徒の健康課題について説明する。
・学校保健活動である保健管理、保健教育等の主な内容について説明する。
・学校保健計画、学校安全計画、学校保健組織活動について説明する。
【教育方法】パワーポイント、資料、視聴覚教材を活用し、講義形式で進める。
【フィードバック方法】Google classroomを活用し、講義での学びや質問および課題に対するコメントをする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 学校保健の概要・制度 学校保健の意義・内容 学校保健関係職員とその役割 | 学校保健の意義・内容、および学校保健の変遷・制度について学ぶ。 チーム学校における学校保健関係職員の役割を理解する。 | 落合 賀津子 | 5/26(月)④ | 対面授業・L2-310 |
2 | 学校における児童生徒の健康課題(1) 児童生徒の発育・健康状況 | 定期健康診断の結果における児童生徒の発育・健康状況について理解する。 | 落合 賀津子 | 6/2(月)④ | 対面授業・L2-310 |
3 | 学校における児童生徒の健康課題(2) 児童生徒の健康課題と取組み | 児童生徒の健康課題(いじめや不登校など)、およびこれらの課題への学校の取り組みについて理解する。 | 落合 賀津子 | 6/9(月)④ | 対面授業・L2-310 |
4 | 学校保健活動の概要(1) 健康診断、学校環境衛生 | 学校保健活動における健康診断、学校環境衛生の目的と意義、および内容について理解する。 | 落合 賀津子 | 6/16(月)④ | 対面授業・L2-310 |
5 | 学校保健活動の概要(2) 健康相談、保健指導、保健教育 | 学校保健活動における健康相談、保健指導、保健教育の目的と意義、および内容について理解する。 | 落合 賀津子 | 6/23(月)④ | 対面授業・L2-310 |
6 | 学校保健活動の概要(3) 感染症対策、救急処置活動 | 学校保健活動における感染症予防の目的と意義、および内容について理解する。 学校保健活動における救急処置活動の目的と意義、および内容について理解する。 | 落合 賀津子 | 6/30(月)④ | 対面授業・L2-310 |
7 | 学校保健における組織活動 学校保健計画・学校安全計画の意義と内容 学校保健組織活動の概要 | 学校保健計画・学校安全計画の意義、および学校行事を踏まえた年間・月間計画の内容について理解する。 学校保健を推進する学校保健委員会、児童生徒保健委員会、その他の保健組織の概要を理解する。 | 落合 賀津子 | 7/7(月)④ | 対面授業・L2-310 |
8 | 学校における児童生徒の健康課題(3) 特別な支援を要する児童生徒への対応 | 特別な支援を必要とする児童生徒への対応について理解する。 特別支援教育の種類と方法について理解する。 | 落合 賀津子 | 7/14(月)④ | 対面授業・L2-310 |
1.学校保健の意義・制度について説明できる。
2.学校における児童生徒の健康課題と対応について説明できる。
3.保健管理、保健教育等、学校保健活動の主な内容について説明できる。
4.学校保健計画、学校安全計画、学校保健組織活動の概要について説明できる。
到達目標1−4について定期試験(80%)、リアクションペーパーおよびclassroomでの課題(20%)により総合的に評価する。評価基準は学校保健活動を展開する上で必要な基礎的知識の理解の程度とする。
1 | 予習(20分/回):予め配布された資料があるときは事前に目を通し概要を把握しておく。 |
2 | 復習(20分/回):教科書および配布された資料と講義内容を総合し理解を深める。 |
3 | 〔実務経験のある教員〕 落合 賀津子:養護教諭・看護師の臨床経験等を活用した、学校保健等についての講義。 |
4 | 〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 〇(1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 〇(2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力 ◎(3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力 (4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力 〇(5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力 〇(6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 標準保健師講座3 対象別公衆衛生看護活動 | 医学書院 | |
参考書 | 新訂版『学校保健実務必携』第5次改訂版 | 学校保健・安全実務研究会編著 | 第一法規 |
参考書 | 『厚生の指標増刊 国民衛生の動向』 | 厚生労働統計協会 厚生労働統計協会 |