英 文 名 | : | Overseas Study Program for Advanced Nursing |
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科 目 概 要 | : | 看護学3群科目、3年通年 [集中]、選択科目、講義・演習、2単位 看護学3群科目、4年通年 [集中]、選択科目、講義・演習、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎大田 康江※、 長尾 式子※、 田辺 幸子※、 シェザード樽塚 まち子※、 青栁 秀昭※、 熊谷 奈穂※、 古屋 悦世※、 松尾 佳苗※ |
講 義 室 | : | |
そ の 他 | : | 科目ナンバリングコード:N302-Ip07 ※は実務経験有 今年度開講しない |
グローバル化される世界において、これからの看護を考えていくために必要な国際的な視野を養うため、異なる文化や社会状況を背景に展開される保健医療システムや看護実践、看護課題について、海外研修などを通じて理解する。
研修国の文化的背景や抱える健康課題や保健医療システムを講義する。海外現地研修などを通して異なる文化を理解・体験し、看護実践を見学する。
本研修は事前学習、海外現地研修、事後学習から構成されており、研修先はカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、インランドノルウェー応用科学大学、マックマスター大学のいずれかである。
2025年度は開講しない。
2026年度はインランドノルウェー応用科学大学であり、8月を予定している。
異文化理解の重要性を講義で抑えた後、訪問国の健康課題および保健医療システムなどに関する事前課題をグループワークにてまとめ、発表する。
海外現地研修では、研修国の健康課題および保健医療システムなどについて、受け入れ大学の教員がパワーポイントを活用しながら講義形式で進める。また、施設の見学や、PBL等で事例検討を行う。まとめとして、講義目標に関してグループディスカッションを行う。
課題に対してコメントするなど、講義中にフィードバックを行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | オリエンテーション | 1. 海外研修の概要の説明(研修大学、研修内容、スケジュール等) 2. 事前学習の進め方および事前学習課題の提示 | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
2 | 課題に関するグループワーク (事前学習) 文献および資料検討 | 下記のテーマについてグループで担当を決め、文献・資料を通して、調べる。 1. 訪問国・日本の概要(人口・社会文化的特徴) 2. 訪問国・日本の医療システム 3. 訪問国・日本の看護教育 | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
3 | 課題に関するグループワーク (事前学習) 日本の現状との比較・考察 | 下記のテーマについて文献・資料を通して、日本の現状と対比させながら考察する 1. 訪問国・日本の概要(人口・社会文化的特徴) 2. 訪問国・日本の医療システム 3. 訪問国・日本の看護教育 | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
4 | 課題に関するグループワーク (事前学習) 発表の準備 | 下記のテーマについて文献・資料を通して、調べ考察内容についての発表に向けた準備を行う。 1. 訪問国・日本の概要(人口・社会文化的特徴) 2. 訪問国・日本の医療システム 3. 訪問国・日本の看護教育 | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
5 | グループワークの発表会 (事前学習) | 下記のテーマについて、発表を行う 1. 訪問国・日本の概要(人口・社会文化的特徴) 2. 訪問国・日本の医療システム 3. 訪問国・日本の看護教育 | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
6 | ディスカッション (事前学習) | 発表された内容について全体でディスカッションし、訪問国の保健医療システムおよび看護について理解を深める | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
7-13 | 海外現地研修 | 訪問国のヘルスケアシステム、看護教育、グローバルヘルスに関する講義・演習、施設見学を行う。 | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
14 | 海外研修のまとめ (事後学習) | 海外研修での学びをまとめる | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
15 | 発表とディスカッション (事後学習) | 海外研修のまとめを発表する。訪問国と日本の保健医療システムや看護システムの違いを考察し、これからの日本の看護の方向性を考える。また、グローバルな視点で、世界の健康をとらえることの重要性を考える。 | 大田 康江 長尾 式子 田辺 幸子 熊谷 奈穂 松尾 佳苗 シェザード樽塚 まち子 青栁 秀昭 古屋 悦世 |
1.国際的な視野を持ち、海外研修国と日本の保健、医療、福祉システムの違いや類似点を説明できる。
2.保健、医療、福祉システムの異なる国における保健医療ニーズや健康問題を把握し、その国、地域独自の看護の役割、機能を説明できる。
3.異文化社会を自ら体験し、国際性と異文化看護に必要な知識と感性を身に付ける。
事前・事後学習への取り組み態度50%、課題および課題レポート50%にて総合的に評価する。
課題および課題レポートのテーマは、講義時間中に掲示する。課題レポートの評価基準はテーマに合致した記述であること、明確な文章構成と表現であること、誤字や脱字がないなど文章作成の基本的事項を満たしていることとする。
1 | 本科目は海外現地研修における体験的学習を含む。 研修内容は変更となる場合がある。 講義スケジュールの詳細は別途資料を配布する。 海外研修プログラムの概要、渡航手続きに必要なオリエンテーションを実施するので必ず出席すること。 |
2 | 海外研修国の保健医療の状況や事前に提示した資料などについて、自己学習して講義・演習に参加すること(予習:2時間)。 事前課題をグループで行い発表する(予習:10時間) 課題レポート作成(復習:3時間) |
3 | 本科目は海外現地研修が含まれるため、研修実施の都合上、受講者は8-16名とする。 最大受講者数を超えた場合は、成績などで選考となる場合がある。 *海外研修が実施できない場合には、受講者数の制限は設けない |
4 | 〔実務経験のある教員〕 大田 康江、長尾 式子、田辺 幸子、シェザード樽塚 まち子 、 青栁 秀昭 、 熊谷 奈穂 、 古屋 悦世 、 松尾 佳苗 :看護師・保健師、国際保健活動の経験を活用した、国際的看護活動や医療制度を学ぶための海外研修を含む演習。 |
5 | 〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 ◎(1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 ◎(2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力 ◎(3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力 ◎(4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力 〇(5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力 ◎(6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
6 | 教育内容は一部変更することがある。第1回講義にて詳細な講義内容を説明する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 海外研修国の医療や保健状況に関する資料を提示する。 | ||
参考書 | その都度提示する。 |