英 文 名 | : | Midwifery Outline |
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科 目 概 要 | : | 看護学3群科目、3年前期 [火曜日4時限]、選択科目、講義、1単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) 大田 康江※、 ◎香取 洋子※、 西 佳子※、 村井 佐知子※、 長谷 陽恵※ |
講 義 室 | : | 対面授業、N号館 講義室1、N号館 講義室2、遠隔授業(オンデマンド型) |
そ の 他 | : | 助産師国家試験受験資格取得に必要な科目 科目ナンバリングコード:N301-Mn08 ※は実務経験有 |
助産を行うために必要な助産の概念と生命倫理、職業的責任及び職業倫理について学ぶ。
1.助産の概念、助産と生命倫理、助産の意義、職業的責任・世界の助産師の活動を学び、助産師の果たす役割について 理解する。
2.助産師として必要な職業倫理を認識し、倫理問題を検討するための理論的思考と討議方法について理解する。
1.助産の概念、助産と生命倫理、助産の意義、世界の助産師活動及び助産師の果たす役割について説明する。
2.倫理的問題を検討するためにディベートの方法について説明する。
3.事前課題に対してグループでディベートを行い、倫理的問題について認識し、助産における実際の対応について説明する。
【教育方法】
講義:パワーポイントと配布資料を用いて説明する。
ディベート:課題ごとに賛否派のグループ分けを行う。自己学習による資料収集とディベート準備を行い、講義内でディベートと全体討議を行う。全体討議後、倫理的問題に対する自分の考えについて整理する。
【フィードバック方法】
講義に対する質問は講義内、リアクションペーパーや課題レポートに対してはGoogle Classroomを通じて全体にフィードバックを行う。ディベートについては、発表時に適宜コメントする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 助産とは | ・助産・助産師の定義について理解する。 ・リプロダクティブヘルス・ライツと助産について学ぶ。 ・助産の研究とエビデンスについて学ぶ。 | 香取 洋子 | 5/27(火)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
2 | 助産と出産 | ・子どもを生み育てることと助産師の役割について学ぶ。 | 村井 佐知子 | 6/3(火)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
3 | 世界の助産師と国際協力 世界の女性への支援 | ・世界における助産師の活動と国際協力における日本の助産師の活動を学ぶ。 ・世界の女性への支援について学ぶ。 | 大田 康江 | 6/10(火)④ | 対面授業・N号館 講義室2 |
4 | 助産と自己決定 | ・女性の意思決定を支える家族計画、受胎調節の各種方法について学ぶ。 (リプロダクティブヘルス・ライツの視点から) | 村井 佐知子 | 6/17(火)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
5 | 助産と倫理① 女子児童への子宮頸がんワクチンの接種義務化の是非 | ・ディベートを通し、生命倫理と助産について考察する。 | 村井 佐知子 香取 洋子 大田 康江 西 佳子 長谷 陽恵 | 6/24(火)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
6 | 助産と倫理② 男性助産師の是非 | ・ディベートを通し、生命倫理と助産について考察する。 | 村井 佐知子 香取 洋子 大田 康江 西 佳子 長谷 陽恵 | 7/1(火)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
7 | 助産と倫理③ 非配偶者間の体外受精を伴う代理母(代理出産)の是非 | ・ディベートを通し、生命倫理と助産について考察する。 | 村井 佐知子 香取 洋子 大田 康江 西 佳子 長谷 陽恵 | 7/1(火)⑤ | 対面授業・N号館 講義室1 |
8 | 助産師の役割・職業的責務 | ・助産の意義・対象・助産師の役割・職業的責務について学び助産師の果たす役割について考察する。 | 香取 洋子 | 7/8(火)④ | 遠隔授業(オンデマンド型) |
1.助産の概念、助産と倫理、リプロダクティブヘルス・ライツと女性の健康との関連について説明できる。
2.ディベートに必要な学修を行い、ディベートに必要な資料を提示し、説明できる。
3.ディベートにおいて、学修した資料に基づいた意見を述べることができる。
4.ディベートを通し助産師の職業倫理観に基づいた理論的な討議を行なうことができる。
5.女性が健康に生きるために必要な助産師の果たす役割について説明できる。
1.ディベート:資料準備・討議への参加度、討議後のレポート(50%)
評価基準:到達目標2~4を基準とし、討議後のレポートにおいて生命倫理・職業倫理に関する自己の考えを提示している
2.最終課題レポート(50%):テーマは初回講義で提示する
【提出様式】A4用紙2枚 1600字 32字×25行(10.5または11ポイント)
別途表紙(テーマ・学籍番号・氏名・提出日)をつける。
表紙・文献は文字数に含めない。
評価基準:講義での学びを基に主題について自己の考えを述べることができる。
課題提出先:Google Classroomコード k4422zb
1 | ・参考書に目を通し、講義内容に関する項目について自己学習し、用語や概念の意味を理解して 講義に臨む。また、ディベートの課題に対する学修や資料の整理を行い準備をする(予習60分)。 ・到達目標にあげた課題について考察できるよう事前学習で活用した資料や講義内容を統合し 整理する(復習60分) |
2 | ディベートは受講者全員が賛成派・反対派に別れて、他の受講者の前で討議を展開する。 |
3 | 〔実務経験のある教員〕 香取 洋子、大田 康江、村井 佐知子、西 佳子、長谷 陽恵:助産師の臨床経験を活用した、助産の概念、意義、助産師の役割等についての講義。 |
4 | 〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 ◎(1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 〇(2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力 (3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力 (4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力 ◎(5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力 ◎(6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 講義時に資料を配布する。 | ||
参考書 | 助産学講座1 基礎助産学〔1〕助産学概論 第6版 | 我部山キヨ子他 | 医学書院 |