| 英 文 名 | : | Midwifery Diagnostics and Technique |
|---|---|---|
| 科 目 概 要 | : | 看護学３群科目、３年後期 [月曜日1・2時限、火曜日1・2時限]、選択科目、講義、１単位 |
| 担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎大田 康江※、 香取 洋子※ |
| 講 義 室 | : | 対面授業、母性看護学・助産学実習室 |
| そ の 他 | : | 助産師国家試験受験資格取得に必要な科目 科目ナンバリングコード：N301-Mn08 ※は実務経験有 |
1.正常な妊産褥婦及び新生児の妊娠経過の助産診断を行うために、基礎知識と助産ケアの意義を学ぶ。
2.妊産褥婦と新生児の支援のために必要な倫理的問題を学ぶ。
3.妊産褥婦と新生児の支援のために必要な助産師の姿勢・態度を学ぶ。
正常な助産ケアに必要な基礎知識について説明する。
グループワークを通して、周産期における倫理的問題について考察できるように支援する。
教育方法：パワーポイントを活用しながら教員による講義形式(8回)を行う。グループワーク演習を通して理解、考察を促進する。
フィードバック方法：講義中の質問はリアクションペーパーに記述・回収し、Googleクラスルームなどで回答する。
| 回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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| 1 | 助産診断と助産過程の概念 | 助産過程の概念および構成要素を理解する。 1）助産診断の対象、意義、医学診断・看護診断との相違を理解する。 2）助産過程の定義、目的、範囲、構成要素を理解する。 | 大田 康江 | 11/4(火)① | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
| 2 | 周産期における倫理的問題 | 助産診断と助産ケアの意義について理解し、母子にかかわる倫理的な対応について理解する。 1）診断が妊婦及び家族にもたらす問題を理解する。 2）助産師に求められる姿勢と態度を理解する。 3）母体の保護、胎児の権利擁護、倫理的対応を理解する。 | 大田 康江 | 11/4(火)② | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
| 3 | 妊娠期の助産診断に必要な基礎知識 | 妊娠期の助産診断に必要な基礎知識を理解する。 1）妊娠期の身体の変化を理解する。 2）胎児の健康・発育状態を理解する。 3）妊娠期の妊婦心理社会的側面を理解する。 | 大田 康江 | 11/11(火)① | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
| 4 | 妊娠期の助産診断 | 妊娠期の助産診断と診断に必要な基礎知識を理解する。 1）妊娠の診断 2）分娩予定日の診断と妊娠週数の診断 3）妊娠期の助産診断項目とその視点を理解する。 | 大田 康江 | 11/11(火)② | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
| 5 | 分娩期の助産診断に必要な基礎知識 | 分娩期の助産診断と診断に必要な基礎知識を理解する。 1）分娩の3要素と分娩の機序を理解する。 2）分娩が母体・胎児に及ぼす影響について理解する。 3）産婦の心理的側面と分娩への影響について理解する。 4) 基本的ニーズが分娩に及ぼす影響について理解する。 | 大田 康江 | 11/17(月)① | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
| 6 | 分娩期の助産診断 | 分娩経過の助産診断と診断に必要な基礎知識を理解する。 1）分娩3要素の診断と3要素の関連性を理解する。 2) 分娩期の助産診断項目とその視点を理解する。 | 大田 康江 | 11/17(月)② | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
| 7 | 産褥期の助産診断 | 産褥期の助産診断と診断に必要な基礎知識を理解する。 1）産褥経過に伴う身体回復を理解できる。 2）褥婦の心理･社会的側面の変化を理解する。 3）産褥期の助産診断を理解する。 | 大田 康江 | 11/25(火)① | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
| 8 | 新生児期の助産診断 | 新生児期の助産診断と診断に必要な基礎知識を理解する。 1）出生後24時間までの新生児期の診断を理解する。 2）出生後1ヶ月までの新生児期の診断を理解する。 | 香取 洋子 | 11/25(火)② | 対面授業・母性看護学・助産学実習室 |
1.助産診断と助産過程の概念が説明できる。
2.妊娠期、分娩期、産褥期、新生児期の助産診断項目を説明できる。
3.助産診断に必要な基礎知識を説明できる。
4.助産師の専門性について説明できる。
5.周産期の倫理的問題について、母体の保護、胎児の権利擁護等から説明できる。
試験（90%）、リアクションペーパーおよび授業の参加度（10％）で総合的に評価する。
| 1 | 予習：生涯発達看護学、母性生涯発達看護学で学んだ知識を整理してから講義に臨むこと。毎回30分ほど。 復習：講義資料および参考書の該当箇所にについて読み、知識を整理し理解を深めること。毎回1時間ほど |
| 2 | 講義資料・参考書を照合して理解を深め、講義内容を整理すること。 |
| 3 | 〔実務経験のある教員〕 大田 康江、香取 洋子：助産師の臨床経験を活用した、基本的な助産診断、助産ケア等についての講義。 |
| 4 | 〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 (1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 (2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力 ◎(3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力 (4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力 (5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力 (6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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| 教科書 | なし | ||
| 参考書 | 『標準産科婦人科学』 | 医学書院 | |
| 参考書 | 『基礎助産学［4］母子の心理・社会学』 | 医学書院 | |
| 参考書 | 『助産診断・技術学Ⅱ［1］妊娠期』 | 医学書院 | |
| 参考書 | 『助産診断・技術学Ⅱ［2］分娩期・産褥期』 | 医学書院 | |
| 参考書 | 『助産診断・技術学Ⅱ［3］新生児期・乳幼児期』 | 医学書院 | |
| 参考書 | 『助産診断・技術学Ⅰ』 | 医学書院 | |
| 参考書 | 『CG動画でわかる！ 分娩のしくみと介助法』 | メジカルビュー社 |