Web Syllabus(講義概要)
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専門英語演習
英 文 名:English language for Nursing practice
科 目 概 要:看護学2群科目、2年前期 [月曜日4・5時限、木曜日1・2時限]、選択科目、講義・演習、1単位
担 当 者:(◎は科目責任者) ◎田辺 幸子※
講 義 室:対面授業、N号館 セミナー室3、N号館 セミナー室4
そ の 他:科目ナンバリングコード:N202-Ip07
※は実務経験有

授業の目的

日本社会のグローバル化に伴い、看護職においても英語力の一層の向上が求められている. 本科目は医療において外国人患者と意思疎通を行うために必要な基本的な英語のスキルを修得することを目的としている. 本スキルは英語のみではなく、母語以外の言語の修得、理解しやすい伝達にも応用できるものである. 

教育内容

1.看護で用いる事例の英訳およびアセスメントを行う.
2.英語資料を作成し、プレゼンテーション、質疑応答を行う.
3.日本語を母語としない講師の英語講義を聴講し、ディスカッションを行う.
4.在日米軍座間キャンプ内クリニックを視察する.
5.英文レターの基本的項目を学修し、お礼状の作成を行う.

教育方法

講義形式、課題個別ワーク、プレゼンテーション・グループディスカッション、フィールド視察(座間キャンプ)
グループワークで使用する演習課題、個人課題は授業中に資料を用いてもしくはGoogle classroom掲示等により解答例や注意点等のフィードバックを行う.

授業内容

項目内容担当者日時講義室
1英語翻訳基本技術(講義)
英作文(講義)
1.オリエンテーション
2.英語翻訳基本技術
3.課題説明(看護過程事例)
4.英作文の基本
田辺 幸子
4/10(木)②対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
2, 3事例翻訳/自己紹介発表準備
(課題学習)
1. 看護過程事例の翻訳
2. 看護問題の抽出
3. 自己紹介プレゼンテーションスライド作成
田辺 幸子
4/17(木)①②N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
4, 5事例翻訳(グループワーク)1.患者プロフィール検討(和文)
2.プロフィール英語版完成
3.検温のロールプレイシナリオ作成
田辺 幸子
4/24(木)①②対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
6, 7ノルウェー看護学生との英会話
(グループワーク)
以下について資料を用いて英語でプレゼンテーションを行うと共に相手の国/地域の状況をインタビューし、参加者全員に英語で説明する。
1. 自己紹介
2. 看護学部の授業、実習
3. 日本の医療・福祉・保健・看護
田辺 幸子
5/19(月)④⑤対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
8諸外国の医療・看護・福祉の状況①
(ゲスト講師による講義/ディスカッション)
カナダの医療看護事情と語学力向上のための取り組み
1.カナダの医療・看護・文化の概要
2.英語学力向上のための取り組み(体験談)
3.質疑応答
田辺 幸子
5/26(月)④対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
9, 10諸外国の医療・看護・福祉の状況①
(課題学習)
1. 日本の医療・福祉・保健・看護/看護学部紹介スライド作成
2.日本・ノルウェーの比較資料作成
田辺 幸子
6/2(月)④⑤対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
11, 12, 13フィールド視察在日米軍座間キャンプを訪問し、以下を行う。
1. 米国看護師と事例ディスカッション
2. クリニック見学
3. メディックス研修参加
田辺 幸子
6/12(木)②③④対面授業
14, 15諸外国の医療・看護・福祉の状況②
(ゲスト講師による講義/ディスカッション)
ノルウェーの母父子保健・福祉事情
1.日本・ノルウェーの健康・医療・福祉システム比較(学生プレゼンテーション)
2.在ノルウェー薬学専門家による講義
3.質疑応答
田辺 幸子
6/16(月)④⑤対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
1
項目
英語翻訳基本技術(講義)
英作文(講義)
内容
1.オリエンテーション
2.英語翻訳基本技術
3.課題説明(看護過程事例)
4.英作文の基本
担当者
田辺 幸子
日時
4/10(木)②
講義室
対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
2, 3
項目
事例翻訳/自己紹介発表準備
(課題学習)
内容
1. 看護過程事例の翻訳
2. 看護問題の抽出
3. 自己紹介プレゼンテーションスライド作成
担当者
田辺 幸子
日時
4/17(木)①②
講義室
N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
4, 5
項目
事例翻訳(グループワーク)
内容
1.患者プロフィール検討(和文)
2.プロフィール英語版完成
3.検温のロールプレイシナリオ作成
担当者
田辺 幸子
日時
4/24(木)①②
講義室
対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
6, 7
項目
ノルウェー看護学生との英会話
(グループワーク)
内容
以下について資料を用いて英語でプレゼンテーションを行うと共に相手の国/地域の状況をインタビューし、参加者全員に英語で説明する。
1. 自己紹介
2. 看護学部の授業、実習
3. 日本の医療・福祉・保健・看護
担当者
田辺 幸子
日時
5/19(月)④⑤
講義室
対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
8
項目
諸外国の医療・看護・福祉の状況①
(ゲスト講師による講義/ディスカッション)
カナダの医療看護事情と語学力向上のための取り組み
内容
1.カナダの医療・看護・文化の概要
2.英語学力向上のための取り組み(体験談)
3.質疑応答
担当者
田辺 幸子
日時
5/26(月)④
講義室
対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
9, 10
項目
諸外国の医療・看護・福祉の状況①
(課題学習)
内容
1. 日本の医療・福祉・保健・看護/看護学部紹介スライド作成
2.日本・ノルウェーの比較資料作成
担当者
田辺 幸子
日時
6/2(月)④⑤
講義室
対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4
11, 12, 13
項目
フィールド視察
内容
在日米軍座間キャンプを訪問し、以下を行う。
1. 米国看護師と事例ディスカッション
2. クリニック見学
3. メディックス研修参加
担当者
田辺 幸子
日時
6/12(木)②③④
講義室
対面授業
14, 15
項目
諸外国の医療・看護・福祉の状況②
(ゲスト講師による講義/ディスカッション)
ノルウェーの母父子保健・福祉事情
内容
1.日本・ノルウェーの健康・医療・福祉システム比較(学生プレゼンテーション)
2.在ノルウェー薬学専門家による講義
3.質疑応答
担当者
田辺 幸子
日時
6/16(月)④⑤
講義室
対面授業・N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4

到達目標

1.英語を用いた医療現場の看護において使用される基本的かつ実践的な表現、言葉を理解、説明することができる.
2.英語の医療・看護関連情報、自己学習の方法と資源について理解し、説明することができる.
3. 諸外国の医療・看護・福祉事情の講義を理解し、質問することができる.

評価方法

授業への積極的な参加25%、リアクションペーパー25%、英語ノート25%、最終レポート(お礼状)25%から総合的に評価する.
リアクションペーパー提出期限は授業中にアナウンスする.

準備学習(予習・復習)・その他

1予習(30分)
トピックスについて、辞書、NANDA参考資料等を用いて関連する英単語を調べる、言い回し表現について辞書、インターネット等を用いて複数の情報から相応しいものを選ぶ等の自己学習してから講義に臨む.
2復習(30分)
グループ演習で学んだ表現、さらに関連する表現を調べ、英語ノートにまとめる.
3本科目は英語力初級・中級までを対象として計画されている.
4【重要】
在日米軍座間キャンプ内のクリニック見学には、パスポート、マイナンバーカード、運転免許証の中で1つが必要になる.
マイナンバーカードをこれから申請する場合、受取までに期間を要することに留意すること.
本科目のためのみにパスポートを準備する場合、申請前に実施の有無を確認すること.
準備ができない場合は入場できない。座間キャンプ視察は看護部長が赴任後の4月に調整を行う。施設の都合により中止になる可能性がある。その場合は教室にて講義・演習を行う. 詳細は講義中に説明する.
 
5内容、講師は変更することがある. 各回の進行は、第1回目の講義に詳細なスケジュールを配布し説明する.
6外国在住看護師、インランドノルウェー応用科学大学海外研修コーディネーターが本科目に加わる予定である.
7〔実務経験のある教員〕
田辺幸子:看護師、保健師の臨床経験、実務経験を活用した、医療現場で必要とする基本的な英語コミュニケーション修得のための演習.
8〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕
 (1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 
◎(2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力
〇(3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力
 (4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力
〇(5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力
◎(6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢
◎は特に関連するもの、○は関連するもの

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書なし.
参考書Nursing Diagnoses Definition and Classification 2018-2020T. Heather Herdman, Shigemi KamitsuruThieme
参考書そのほかの参考書は講義内で適宜、紹介する.
教科書
署名
なし.
著者・編者
発行所
参考書
署名
Nursing Diagnoses Definition and Classification 2018-2020
著者・編者
T. Heather Herdman, Shigemi Kamitsuru
発行所
Thieme
参考書
署名
そのほかの参考書は講義内で適宜、紹介する.
著者・編者
発行所