英 文 名 | : | Methodology of Nursing Research |
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科 目 概 要 | : | 看護学3群科目、2年後期 [金曜日4時限]、必修科目、講義・演習、1単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) 眞茅 みゆき※、 小玉 淑巨※、 中山 栄純※、 伊藤 慎也※、 ◎岡田 明子※ |
講 義 室 | : | 対面授業、N号館 講義室1 |
そ の 他 | : | 科目ナンバリングコード:N301-Ip06 ※は実務経験有 |
1. 看護研究の意義・必要性、様々な研究方法、研究における倫理的配慮に関する基本的知識を修得する。
2. 研究論文を理解するために、論文の批判的分析の重要性とその方法を理解する。
3. 研究を実施するための一連のプロセスについて理解し、自ら看護研究に取り組むための基礎的能力を修得する。
・研究論文を理解し、自ら看護研究に取り組むために必要な研究に関する基本的知識を教授する。
・研究に関する知識および研究論文の理解を深めるために、論文の批判的分析の方法に関する講義および演習を行う。
・自ら研究計画を立案する能力を育成するために、基本的な研究の進め方について講義し、研究計画の立案に関する演習を行う。
・パワーポイントや配布資料、研究論文を用いた講義形式により実施する。
・講義内課題(小テスト)はグーグルクラスルームより出題し、課題提出後にグーグルクラスルーム上で解答を学生にフィードバックする。グーグルクラスルームを用いない場合は講義内で解答をフィードバックする。
・演習では、担当教員が個別に指導を行い、講義内で学生全体への講評を行うことによりフィードバックを行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 看護研究の概要と論文の読み方、批判的分析の基本 | 1)看護における研究の意義・必要性、研究デザインの種類とそれぞれの特徴を学ぶ。 2)論文の読み方、批判的分析の基本について学ぶ。 | 岡田 明子 | 9/5(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
2 | 量的研究の基本と統計学の知識 | 1)量的研究の概要と実際について学ぶ。 2)量的研究を理解する上で必要な統計学の基礎を学ぶ。 3)量的研究の批判的分析のワークを通して、量的研究の理解を深める。 | 伊藤 慎也 | 9/12(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
3 | 質的研究の基本 | 1)質的研究の概要と実際について学ぶ。 2)質的研究の批判的分析のワークを通して、質的研究の理解を深める。 | 小玉 淑巨 | 9/19(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
4 | 看護学研究論文の批判的分析の演習 | 論文の批判的分析の具体的な方法について、演習を通して修得する。 | 伊藤 慎也 岡田 明子 | 9/26(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
5 | 実験的研究の基本 | 看護学研究における実験的研究の概要と実際について学ぶ。 | 中山 栄純 | 10/3(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
6 | 研究倫理 | 研究倫理の概要と、看護研究に適用される倫理指針について学ぶ。 | 小玉 淑巨 | 10/10(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
7 | 研究の進め方 | リサーチクエスチョンの設定、研究デザイン・対象者・データ収集方法の選択、倫理的配慮など、研究の基本的な進め方について学ぶ。 | 岡田 明子 | 10/17(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
8 | 研究計画立案の演習 | 演習を通して、実際に研究計画を立案するプロセスを学ぶ。 | 眞茅 みゆき 小玉 淑巨 岡田 明子 | 10/24(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
1.看護研究の意義・必要性、看護学の発展に果たす役割について説明できる。
2.看護研究で用いられる研究デザインと各々の特徴を理解し、その概要を説明できる。
2.看護研究の遂行に伴う倫理的問題とその対応について説明できる。
3.看護研究における批判的分析について理解し、研究論文を批判的に分析できる。
4.研究の進め方について理解し、研究計画が立案できる。
講義内で実施する小テスト(10%)、演習での課題への取り組み(30%)および定期試験(60%)に基づき評価する。なお、演習内容および評価基準は講義内で提示する。
1 | 予習として、講義内で紹介する教材や論文、関連する図書に目を通し講義および演習に備える。(各講義前1時間程度) 講義内容・配布資料及び講義時に提示する学習課題などをもとに、学習内容を復習する。(各講義後1時間程度) |
2 | 〔実務経験のある教員〕 1. 眞茅 みゆき、中山 栄純、小玉 淑巨、岡田 明子:看護師の臨床経験を活用した、看護研究の意義、プロセス、手法等についての講義、演習。 2. 伊藤 慎也:看護・医学・教育学部での研究や統計学の講義、演習。 |
3 | 〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 〇(1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 (2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力 (3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力 (4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力 ◎(5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力 〇(6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業中に資料を配布する。 | ||
参考書 | 講義内で紹介する。 |