Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
教職概論
英 文 名:Introduction to teaching profession
科 目 概 要:2年前期 [水曜日5・6時限、土曜日4時限]、選択(自由)、講義、2単位
担 当 者:(◎は科目責任者) ◎安藤 秀朗※(非常勤)
講 義 室:対面授業、L2-205、L1-41
そ の 他:教職課程必修科目:教育の基礎的理解に関する科目等[養教一種免] 
科目ナンバリングコード:NN601-TC21
※は実務経験有
科目教育の基礎的理解に関する科目 
各科目に含めることが必要な事項
  • 教職の意義及び教員の役割・職務内容(チーム学校運営への対応を含む。) 

授業の目的

現代社会における教職の重要性の高まりを背景に、教職の意義、教員の役割・資質能力・職務内容等について身に付け、教職への意欲を高め、さらに適性を判断し、進路選択に資する教職の在り方を理解する。また、教員として求められる資質能力の育成を目指して、教員養成において身に付けたい資質能力を養う。

教育内容

「学校教育とは何か、教員の役割とは何か」を中心に、現在の学校教育が抱える諸課題に対し、何が求められており、何をなすべきかについて、教員の立場で考える基礎をつくる。そのため、まとまりごとに討論や発表、レポートの作成等を行い、聴く、読解する、考える、書く、説明することを通して、思考力、判断力、表現力等を育成する。

教育方法

教育方法
教科書、参考書、配付するレジュメや資料等に基づく授業を基本とし、討論や発表等を行い、まとまりごとにレポート等の作成を行う。また、授業ごとに学んだことと振り返りを「学修の記録」に整理することで、自らの学びを調整して授業の目的を実現できるようにする。
フィードバック方法
授業における形成的な評価を基に、必要に応じて指導に生かし授業の目的を実現できるようにする。また、授業ごとの「学修の記録」の記述に対し、次の授業においてコメントしたり補ったりすることで、各自の学びの調整を促す。

授業内容

項目内容担当者日時講義室
1教職概説(1)
(教員の意義と求められる資質能力)
公教育の目的と教員の意義についての理解に基づき、教職を目指す自らの現状と考えを捉え、教員に求められる資質能力の育成に対する見通しをもつ。安藤 秀朗
4/9(水)⑤対面授業・L2-205
2教職概説(2)
(教育における課題)
これまで受けてきた教育の振り返りと、報道等で取り上げられている教育に関する問題等から、現在の教育における課題を明らかにする。安藤 秀朗
4/16(水)⑤対面授業・L2-205
3教職概説(3)
(教育における課題)
現在の教育における課題の追究を通して、その解決を図るための方策や取組を考える。安藤 秀朗
4/16(水)⑥対面授業・L2-205
4学習指導要領(1)学習指導要領の変遷と、学習指導要領の理念や内容等について理解する。安藤 秀朗
4/23(水)⑤対面授業・L2-205
5学習指導要領(2)学習指導要領を踏まえた教育の在り方について考察する。安藤 秀朗
5/7(水)⑤対面授業・L2-205
6児童生徒指導やインクルーシブ教育の理解を踏まえた実習に向けて児童生徒指導やインクルーシブ教育と、学習における体験の意義を理解し、養護実習等を能動的に学べるようにする。安藤 秀朗
5/14(水)⑤対面授業・L2-205
7教員の役割(1)教職観の変遷を踏まえ、今日の教員に求められる役割について理解し考察する。安藤 秀朗
5/21(水)⑤対面授業・L2-205
8教員の役割(2)今日の教員に求められる基礎的な資質能力の理解を踏まえて、教員を目指している現在の自分を姿を捉え、今後の自分の在り方について考えられるようにする。安藤 秀朗
5/28(水)⑤対面授業・L2-205
9教員の職務内容(1)児童生徒への指導及び指導以外の校務を含めた教員の職務の全体像について理解し考察する。安藤 秀朗
6/4(水)⑤対面授業・L2-205
10教員の職務内容(2)教員に課せられる服務上・身分上の義務及び身分保障について理解し考察する。安藤 秀朗
6/11(水)⑤対面授業・L2-205
11教員の職務内容(3)教員研修の意義及び制度上の位置付け並びに専門職として適切に職務を遂行するため生涯にわたって学び続けることの必要性について理解し考察する。安藤 秀朗
6/18(水)⑤対面授業・L2-205
12チーム学校運営への対応校内の教職員や多様な専門性をもつ人材と効果的に連携・分担し、チームとして組織的に諸課題に対応することの重要性について理解し考察する。安藤 秀朗
6/25(水)⑤対面授業・L2-205
13教職の意義(1)
(教職への理解と進路選択)
現職の教員等からの学びを踏まえ、進路選択に向け、他の職業との比較を通した教職の職業的特徴の理解に基づき、自らを振り返り、教員として適性を熟考する。安藤 秀朗
6/28(土)③対面授業・L1-41
14教職の意義(2)
公教育の目的とその担い手である教員の存在意義について理解し考察する。安藤 秀朗
7/2(水)⑤対面授業・L2-205
15教職に関するまとめ14回の授業を通して学んだことから、学校教育や教職の意義と本質についての考えをまとめる。安藤 秀朗
7/9(水)⑤対面授業・L2-205
No. 1
項目
教職概説(1)
(教員の意義と求められる資質能力)
内容
公教育の目的と教員の意義についての理解に基づき、教職を目指す自らの現状と考えを捉え、教員に求められる資質能力の育成に対する見通しをもつ。
担当者
安藤 秀朗
日時
4/9(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 2
項目
教職概説(2)
(教育における課題)
内容
これまで受けてきた教育の振り返りと、報道等で取り上げられている教育に関する問題等から、現在の教育における課題を明らかにする。
担当者
安藤 秀朗
日時
4/16(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 3
項目
教職概説(3)
(教育における課題)
内容
現在の教育における課題の追究を通して、その解決を図るための方策や取組を考える。
担当者
安藤 秀朗
日時
4/16(水)⑥
講義室
対面授業・L2-205
No. 4
項目
学習指導要領(1)
内容
学習指導要領の変遷と、学習指導要領の理念や内容等について理解する。
担当者
安藤 秀朗
日時
4/23(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 5
項目
学習指導要領(2)
内容
学習指導要領を踏まえた教育の在り方について考察する。
担当者
安藤 秀朗
日時
5/7(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 6
項目
児童生徒指導やインクルーシブ教育の理解を踏まえた実習に向けて
内容
児童生徒指導やインクルーシブ教育と、学習における体験の意義を理解し、養護実習等を能動的に学べるようにする。
担当者
安藤 秀朗
日時
5/14(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 7
項目
教員の役割(1)
内容
教職観の変遷を踏まえ、今日の教員に求められる役割について理解し考察する。
担当者
安藤 秀朗
日時
5/21(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 8
項目
教員の役割(2)
内容
今日の教員に求められる基礎的な資質能力の理解を踏まえて、教員を目指している現在の自分を姿を捉え、今後の自分の在り方について考えられるようにする。
担当者
安藤 秀朗
日時
5/28(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 9
項目
教員の職務内容(1)
内容
児童生徒への指導及び指導以外の校務を含めた教員の職務の全体像について理解し考察する。
担当者
安藤 秀朗
日時
6/4(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 10
項目
教員の職務内容(2)
内容
教員に課せられる服務上・身分上の義務及び身分保障について理解し考察する。
担当者
安藤 秀朗
日時
6/11(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 11
項目
教員の職務内容(3)
内容
教員研修の意義及び制度上の位置付け並びに専門職として適切に職務を遂行するため生涯にわたって学び続けることの必要性について理解し考察する。
担当者
安藤 秀朗
日時
6/18(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 12
項目
チーム学校運営への対応
内容
校内の教職員や多様な専門性をもつ人材と効果的に連携・分担し、チームとして組織的に諸課題に対応することの重要性について理解し考察する。
担当者
安藤 秀朗
日時
6/25(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 13
項目
教職の意義(1)
(教職への理解と進路選択)
内容
現職の教員等からの学びを踏まえ、進路選択に向け、他の職業との比較を通した教職の職業的特徴の理解に基づき、自らを振り返り、教員として適性を熟考する。
担当者
安藤 秀朗
日時
6/28(土)③
講義室
対面授業・L1-41
No. 14
項目
教職の意義(2)
内容
公教育の目的とその担い手である教員の存在意義について理解し考察する。
担当者
安藤 秀朗
日時
7/2(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205
No. 15
項目
教職に関するまとめ
内容
14回の授業を通して学んだことから、学校教育や教職の意義と本質についての考えをまとめる。
担当者
安藤 秀朗
日時
7/9(水)⑤
講義室
対面授業・L2-205

到達目標

1)公教育の目的とその担い手である教員の存在意義を理解している。
2)進路選択に向け、他の職業との比較を通して、教職の職業的特徴を理解している。
3)教職観の変遷を踏まえ、今日の教員に求められる役割を理解している。
4)今日の教員に求められる基礎的な資質能力を理解している。
5)幼児、児童及び生徒への指導及び指導以外の校務を含めた教員の職務の全体像を理解している。
6)教員研修の意義及び制度上の位置付け並びに専門職として適切に職務を遂行するため生涯にわたって学び続けることの必要性を理解している。
7)教員に課せられる服務上・身分上の義務及び身分保障を理解している。
8)校内の教職員や多様な専門性を持つ人材と効果的に連携・分担し、チームとして組織的に諸課題に対応することの重要性を理解している。

評価方法

評価方法と割合
到達目標と次の評価規準に即して、パフォーマンス評価によって評価し評定する。なお、パフォーマンス評価は、まとまりごとにおける討論や発表、レポートなど(70%)と、課題等に対して粘り強く取組を行う中で自らの学びを調整するなどの主体的に取り組む態度(30%)について行う。
評価規準
・教職の意義、教員の役割及び職務内容、チーム学校運営に関することについて理解し考察している。
・学習指導要領や教育に関する法規等を踏まえた自分の考えや意見を論理的に構成し、それを他者へ適切に説明している。
・教育課題を捉えその解決を図るための方策や取組を考えている。

準備学習(予習・復習)・その他

1予習(30分)
まとまりごとにおける課題に対して、授業で配付された資料と、さらに必要と考えられる資料等を基に、討論や発表における資料などを作成する。
日頃から新聞、雑誌、報道番組等における教育関係の記事や番組に関心をもち、教育に関する課題について自ら学ぶことで、疑問点や考え、意見等を記録しておき授業に生かす。
復習(30 分)
各授業の終わりの自己評価において、学んだことを明確にすることで、教職に関する知識や技能の習得を図る。
まとまりごとにおける課題に対して、授業で配付された資料と、さらに必要と考えられる資料等を基に、討論や発表における資料などやレポートを作成する。
2教職に関心をもち、教員を目指す者としてふさわしい態度で授業に臨む。時間を守り、遅刻等に気を付ける。
3〔実務経験のある教員〕
 安藤 秀朗:中学校の教諭、教育委員会の指導主事等の経験を持つ教員が、教員として求められる資質能力等について、教職の職業的特徴を踏まえ実際的に講義する。
4〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕
〇(1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 
〇(2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力
 (3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力
 (4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力
 (5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力
〇(6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢

◎は特に関連するもの、〇は関連するもの

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考書小学校学習指導要領解説総則編(平成29年告示)文部科学省東洋館出版社 325円
文部科学省WEBサイトに公開
参考書中学校学習指導要領解説総則編(平成29年告示)文部科学省東山書房 276円
文部科学省WEBサイトに公開
参考書高等学校学習指導要領解説総則編(平成30年告示)文部科学省東洋館出版社 418円
文部科学省WEBサイトに公開
参考書教育小六法2025勝野正章ほか学陽書房 3,410円
教科書
署名
著者・編者
発行所
参考書
署名
小学校学習指導要領解説総則編(平成29年告示)
著者・編者
文部科学省
発行所
東洋館出版社 325円
文部科学省WEBサイトに公開
参考書
署名
中学校学習指導要領解説総則編(平成29年告示)
著者・編者
文部科学省
発行所
東山書房 276円
文部科学省WEBサイトに公開
参考書
署名
高等学校学習指導要領解説総則編(平成30年告示)
著者・編者
文部科学省
発行所
東洋館出版社 418円
文部科学省WEBサイトに公開
参考書
署名
教育小六法2025
著者・編者
勝野正章ほか
発行所
学陽書房 3,410円