英 文 名 | : | Symptomatology and Pathophysiology for Nursing Ⅱ(Respiratory disease, Cardiovascular disease, Metabolic diseases,Endocrine disease, Kidney disease, Urologic disease, Hematologic disease,Collagen disease, Allergic diseases, Orthopedic disease, Dermatologicaldisease, Breast disease) |
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科 目 概 要 | : | 看護学2群科目、2年後期 [水曜日3時限]、必修科目、講義、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎林 哲範※、 安藝 良一※(兼担)、 井村 貴之※(兼担)、 三階 貴史※(兼担)、 猶木 克彦※(医学部教員)、 長谷川 靖浩※(兼担) |
講 義 室 | : | 対面授業、N号館 講義室1 |
そ の 他 | : | 科目ナンバリングコード:N201-Sb03 ※は実務経験有 |
臨床で遭遇する頻度の高い呼吸器疾患、循環器疾患、代謝疾患、内分泌疾患、腎・泌尿器疾患、血液疾患、膠原病、アレルギー疾患、整形外科疾患、皮膚疾患、乳腺疾患の病態生理を中心に理解し、看護実践の基本となる知識を修得するため。
臨床で遭遇する頻度の高い呼吸器疾患、循環器疾患、代謝疾患、内分泌疾患、腎・泌尿器疾患、血液疾患、膠原病、アレルギー疾患、整形外科疾患、皮膚疾患、乳腺疾患の病態生理ならびに看護実践の基本となる知識を講義する。
板書とスライドによる講義
講義の内容に関する質問は開講期間中に口頭あるいはGoogle Classroomなどを用いてフィードバックを行う
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 呼吸器疾患(1) ~呼吸器感染症~ | 炎症性疾患(気管支炎、誤嚥性肺炎を含む肺炎、胸膜炎)について理解する。 | 猶木 克彦 | 9/3(水)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
2 | 呼吸器疾患(2) ~拘束性肺疾患、閉塞性肺疾患、呼吸不全~ | 間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患<COPD>、気管支喘息、呼吸不全について理解する。 | 猶木 克彦 | 9/10(水)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
3 | 呼吸器疾患(3) ~肺癌、気胸、肺血栓塞栓症~ | 肺癌、気胸、深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症について理解する。 | 猶木 克彦 | 9/17(水)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
4 | 循環器疾患(1) ~虚血性心疾患、心不全~ | 虚血性心疾患(狭心症、急性冠症候群)、心タンポナーデ、心不全について理解する。 | 林 哲範 | 9/24(水)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
5 | 循環器疾患(2) ~不整脈、弁膜症、炎症性心疾患~ | 不整脈、弁膜症、炎症性疾患(感染性心内膜炎、心筋炎、心膜炎)について理解する。 | 林 哲範 | 9/24(水)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
6 | 循環器疾患(3) ~高血圧症、血管疾患~ | 高血圧症(本態性、二次性)、大動脈瘤、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症について理解する。 | 林 哲範 | 9/26(金)① | 対面授業・N号館 講義室1 |
7 | 代謝疾患 | 糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症・痛風について理解する。 | 林 哲範 | 10/15(水)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
8 | 内分泌疾患 | 間脳・下垂体疾患、甲状腺疾患、副甲状腺疾患、副腎皮質・髄質疾患について理解する。 | 林 哲範 | 10/15(水)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
9 | 腎・泌尿器疾患 | 慢性腎臓病、腎不全、腎・尿路感染症、腎・尿路結石、排尿障害について理解する。 | 林 哲範 | 10/21(火)② | 対面授業・N号館 講義室1 |
10 | 膠原病 | 全身性エリテマトーデス<SLE>、関節リウマチなどの膠原病について理解する。 | 長谷川 靖浩 | 10/22(水)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
11 | アレルギー疾患 | アレルギー疾患、アナフィラキシーショックについて理解する。 | 林 哲範 | 12/2(火)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
12 | 血液疾患 | 貧血、出血性疾患、造血器腫瘍疾患(白血病、悪性リンパ腫)について理解する。 | 林 哲範 | 12/5(金)④ | 対面授業・N号館 講義室1 |
13 | 皮膚科疾患 | 湿疹、蕁麻疹、帯状疱疹、疥癬、蜂窩織炎、熱傷について理解する。 | 安藝 良一 | 12/10(水)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
14 | 乳腺疾患 | 乳腺炎、乳腺症、乳癌について理解する。 | 三階 貴史 | 12/17(水)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
15 | 整形外科疾患 | 骨折、変形性関節症、腰痛症(椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症)、骨粗鬆症について理解する。 | 井村 貴之 | 12/23(火)③ | 対面授業・N号館 講義室1 |
1.代表的な呼吸器疾患の症状、病態について説明ができる。
2.代表的な循環器疾患の症状、病態について説明ができる。
3.代表的な代謝疾患の症状、病態について説明ができる。
4.代表的な内分泌疾患の症状、病態について説明ができる。
5.代表的な腎・泌尿器疾患の症状、病態について説明ができる。
6.代表的な血液疾患の症状、病態について説明ができる。
7.代表的な膠原病の症状、病態について説明ができる。
8.代表的なアレルギー疾患の症状、病態について説明ができる。
9.代表的な整形外科疾患の症状、病態について説明ができる。
10.代表的な皮膚科疾患の症状、病態について説明ができる。
11.代表的な乳腺疾患の症状、病態について説明ができる。
学期末に行う定期試験が主体(90%)。講義中に行う小試験やレポート等(10%)で総合的に評価を行う。
レポートの評価基準はテーマに合致した記述であり、明確な文章構成と表現であることを基準とする。
1 | 教科書、事前配布の資料を参考に、予習をする(毎回30分程度)。 |
2 | 配付資料と講義内容をもとに復習し、疑問点を明らかにする(毎回30分程度)。 |
3 | 〔実務経験のある教員〕 林 哲範、安藝 良一、井村 貴之、三階 貴史、猶木 克彦、長谷川 靖浩:現役医師の臨床経験を活用した、種々の症候・疾患の病理、病態、診療についての講義。 |
4 | 〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 (1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 (2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力 ◎(3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力 (4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力 (5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力 (6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 看護のための臨床病態学 第4版 | 浅野嘉延、吉山直樹 編 | 南山堂 |
教科書 | 適宜講義資料を配布 | ||
参考書 | 病気がみえる vol.2 循環器 | メディックメディア | |
参考書 | 病気がみえる vol.3 糖尿病・代謝・内分泌 | メディックメディア | |
参考書 | 病気がみえる vol.4 呼吸器 | メディックメディア | |
参考書 | 病気がみえる vol.5 血液 | メディックメディア | |
参考書 | 病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症 | メディックメディア | |
参考書 | 病気がみえる vol.8 腎・泌尿器 | メディックメディア | |
参考書 | 病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科 | メディックメディア | |
参考書 | 病気がみえる vol.11 運動器・整形外科 | メディックメディア |