英 文 名 | : | Community care system |
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科 目 概 要 | : | 看護学3群科目、2年後期 [月曜日4時限]、必修科目、講義、1単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) 眞茅 みゆき※、 小玉 淑巨※、 伊藤 慎也、 ◎岡田 明子※、 阿部 隼人※ |
講 義 室 | : | 対面授業、N号館 講義室1、N号館 講義室2、L2-301、L2-302、L2-303、L2-304、他、L2-305 |
そ の 他 | : | 教職課程必修科目: 養護に関する科目[養教一種免] 施行規則に定める科目区分:衛生学・公衆衛生学(予防医学を含む。) 科目ナンバリングコード:N301-Sa05 ※は実務経験有 |
1. 様々な健康レベル、ライフステージにある人々の暮らしや暮らしが健康に及ぼす影響を理解するための視点を学修する。
2. 人々が暮らす地域や社会が健康に及ぼす影響を理解するための視点を学修する。
3. 地区踏査の実践を通して、地域の特性および健康課題を抱えながら安心して地域で暮らし続けるために必要な支援について学修する。
1. 講義を通して、地域・在宅看護が対象とする地域や社会で生活する人々の暮らし、暮らしや地域・社会が健康に及ぼす影響、地域での暮らしを支える場や職種について教授する。
2. 地域を調査し、その結果を踏まえ、地域での暮らしの実際、健康課題を抱える人々や様々なライフステージにある人々が地域や社会で暮らす上での課題と必要な支援についてグループディスカッションを行う。
前半は講義形式で、パワーポイントや配布資料、教科書を用いながら進める。
後半はグループに分かれて実際に地区踏査を行い、結果のまとめと発表会を行う。発表会の中で、教員が総評を学生にフィードバックを行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 1)地域・在宅看護の役割と人々の暮らしの捉え方 2)人々が暮らす地域と地域包括ケアシステム | 1)地域・在宅看護の役割、人々の暮らしの捉え方と暮らしが健康に与える影響について理解する。 2)地域の特性が暮らしや健康に及ぼす影響、地域包括ケアシステムなど、地域医療・福祉システムについて理解する。 | 岡田 明子 | 9/1(月)④ | 対面授業・N号館 講義室2 |
2 | 人々が暮らす社会と社会が健康に及ぼす影響 | 人々が暮らす社会が健康に及ぼす影響、社会的な健康について理解する。 | 小玉 淑巨 | 9/8(月)④ | 対面授業・N号館 講義室2 |
3 | 様々なライフステージにある対象者や地域の特性に応じた生活の場での支援 | 高齢者、母子、小児、有病者など様々なライフステージにある人々が、様々な地域で生活する上での、特性に応じた支援の基本的姿勢を理解する。 | 眞茅 みゆき | 9/22(月)④ | 対面授業・N号館 講義室2 |
4 | 1)地域での暮らしを支える場および職種 2)地区踏査の方法 | 1)人々の地域での暮らしを支えているさまざまな場や職種について理解する。 2)地域を理解するための地区踏査の方法と、地区踏査の進め方についてガイダンスを受ける。その後、グループ毎に地区踏査の進め方について話し合う。 | 岡田 明子 | 9/29(月)④ | 対面授業・N号館 講義室2 |
5 | 地域の特性と人々の暮らしの実際(1) 地区踏査の実践 | 地域の特性と人々の暮らし、健康課題を抱える人々や様々なライフステージにある人々が地域で暮らす上での課題や必要な支援について地区踏査の実践を通して考える。 | 眞茅 みゆき 小玉 淑巨 伊藤 慎也 岡田 明子 阿部 隼人 | 10/6(月)③ | 対面授業・N号館 講義室2 |
6 | 地域の特性と人々の暮らしの実際(2) 地区踏査の実践と結果のまとめ | 1)地域の特性と人々の暮らし、健康課題を抱える人々や様々なライフステージにある人々が地域で暮らす上での課題や必要な支援について地区踏査の実践を通して考える。 2)地区踏査の結果についてグループ毎に観察した内容や考えをまとめる。 | 眞茅 みゆき 小玉 淑巨 伊藤 慎也 岡田 明子 阿部 隼人 | 10/6(月)④ | 対面授業・N号館 講義室2 |
7 | 地域の特性と人々の暮らしの実際(3) 地区踏査の結果のまとめ | 地区踏査の結果についてグループ毎に観察した内容や考えをまとめ、発表資料を作成する。 | 眞茅 みゆき 小玉 淑巨 岡田 明子 伊藤 慎也 阿部 隼人 | 10/20(月)④ | 対面授業・N号館 講義室1・N号館 講義室2 |
8 | 地域の特性と人々の暮らしの実際(4) グループ発表および評価 | 作成した資料に基づき、各グループの発表、質疑応答、評価を行う。 | 眞茅 みゆき 小玉 淑巨 伊藤 慎也 岡田 明子 阿部 隼人 | 10/27(月)④ | 対面授業・N号館 講義室1・N号館 講義室2・L2-304・L2-305 |
1.地域で暮らす個人や個人の暮らしの捉え方、個人の暮らしが健康に与える影響について説明できる。
2.地域の特性が個人の暮らしや健康に及ぼす影響、地域包括ケアシステムについて説明できる。
3.社会が健康に与える影響、社会的な健康について説明できる。
4.様々なライフステージにある対象者に応じた生活の場での支援について説明できる。
5.地域や社会での暮らしを支える場や職種について説明できる。
6.健康課題を抱える人や様々なライフステージにある人が地域で暮らす上での課題や必要な支援について考え、まとめることができる。
講義内課題(10%)、地区踏査の取り組み・発表内容およびレポート(40%)、定期試験(50%)で評価する。
1 | 【予習】指定図書を事前に読み、講義に臨むこと。(各講義前、1時間程度) 【復習】教科書や講義資料を用い、講義内容を復習すること。講義内で実施する課題等を復習すること。(各講義後、1時間程度) |
2 | 地区踏査の発表資料およびレポート作成においては、関連文献を精読し、その結果を発表資料およびレポートに盛り込むこと。 |
3 | 〔実務経験のある教員〕 眞茅 みゆき、小玉 淑巨、岡田 明子、阿部 隼人:看護師の臨床経験を活用した、社会システム、地域保健・医療システム等についての講義。 |
4 | 〔卒業・学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 (1) 人間の尊厳・権利への深い理解と高い倫理観に基づく行動力 〇(2) 豊かな人間性と幅広い教養を基盤として、自己理解と対象との相互理解に基づく援助的人間関係を築く力 (3) 看護学とその関連分野の知識を基盤として、多様な対象に科学的根拠に基づく看護を提供できる実践力 ◎(4) 多様な保健医療福祉の場において、多職種との連携の中で看護専門職としての機能を発揮できる能力 (5) 必要な情報や研究成果を看護実践に活用し、課題解決に導くための基礎的能力 (6) 変化する社会や医療の動向を踏まえ、生涯にわたって研鑽し続けられる姿勢 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 系統看護学講座 地域・在宅看護の基盤 地域・在宅看護論1 | 河原加代子 | 医学書院 |
参考書 | 講義内で紹介する。 |