| 英 文 名 | : | Research in Advanced Practice Nursing |
|---|---|---|
| 科 目 概 要 | : | 博士課程 研究者コース通年、必修科目、実験、５単位 |
| 担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎岡 澄子※ |
| 講 義 室 | : | N号館、対面授業 |
| そ の 他 | : | 先端実践看護学分野 |
先端実践看護学（特に小児看護）の分野において、実践・教育の発展に寄与する研究を遂行する能力を修得するために、データ収集および分析、学位論文作成に取り組む。卓越した問題解決能力を備えた研究能力を修得する。
小児看護に関する課題や子どもと家族への看護支援、多職種連携における研究課題に関する文献検討を通した研究課題の抽出を行い、研究計画を立案し、倫理的配慮を行いながら、計画に則り研究を遂行し、適切な方法でデータを分析、解釈し、博士論文を執筆する。
1.大学院生と教員によるゼミナール形式でのディスカッションを通じて、学生の研究計画の立案、データ収集方法、分析方法への指導を行う。
2.毎回のディスカッションを踏まえて学生が修正した研究計画書や論文については、その都度および次回の授業時にフィードバックを行う。
| 回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
|---|---|---|---|
| 1 | 研究課題に関する文献検討および研究課題の選定 | 小児看護に関する課題や子どもと家族への看護支援、多職種連携における課題における研究課題の選定に必要な文献検討を実施する。文献検討やゼミナールでの議論を通して、研究課題を選定する。 | 岡 澄子 |
| 2 | 研究計画の立案 | 選定した研究課題に関する研究計画を立案する。 | 岡 澄子 |
| 3 | 研究計画発表 | 立案した研究計画を発表し、研究の新規性、実施可能性、看護学への貢献度に関する評価を受ける。 | 岡 澄子 |
| 4 | 予備研究のデータ収集 フィールドワーク | 研究計画に従い、予備研究のデータ収集を実施する。 | 岡 澄子 |
| 5 | 予備研究 データ分析 | 予備研究のデータ分析を実施する。 | 岡 澄子 |
| 6 | 予備研究 論文執筆 | 文献検討、研究計画、収集したデータの分析結果を踏まえ、予備研究に関する論文を執筆する。 | 岡 澄子 |
| 7 | 予備研究 学会発表 | 予備研究で得られた結果を各専門分野あるいは関連分野の学会等で発表する。 | 岡 澄子 |
| 8 | 中間報告 | 予備研究の成果を発表し、結果の新規性、看護学への貢献について評価を受ける。 | 岡 澄子 |
| 9 | 本研究 データ収集 | 研究計画に従い、本研究のデータ収集を実施する。 | 岡 澄子 |
| 10 | 本研究 データ分析 | 本研究のデータ分析を実施する。 | 岡 澄子 |
| 11 | 博士学位論文の執筆 | 文献検討、研究計画、予備研究および本研究の結果を踏まえ、博士学位論文を執筆する。 副論文＜査読のある学会誌などに論文を一編以上発表すること（受理を含む）＞を提出する。 | 岡 澄子 |
| 12 | 審査 | 博士学位論文 予備審査を受ける 論文修正し、再提出 博士学位論文 本審査を受ける | 岡 澄子 |
| 13 | 研究活動の評価 | 一連の研究活動を評価し、今後の課題について議論する。 | 岡 澄子 |
| 14 | ＊授業の進め方、講義室などは変更となる場合があります。 |
1.専攻分野の研究領域の研究の動向と課題を理解し、研究目的とその意義を説明できる。
2.研究目的に合致した研究手法を説明でき、計画した研究手法を用いて、データを収集することができる。
3.収集したデータを分析し、先行研究等に基づき、適切な考察を行うことができる。
4.1～3の内容を論文としてまとめ、適切に発表することができる。
5.各自の研究課題に関するさらなる展開研究を遂行する能力を修得する。
研究への自主的・積極的な取り組み（20％）、研究成果（20％）、学会発表（20％）、論文作成（40%）で評価する。
| 1 | 予習（90分）：各単元において研究方法論関連書籍の該当部分に目を通し、事前学習を行う。研究テーマについて文献を検索し、クリティークする。 |
| 2 | 復習（90分）：講義内の討議・助言をもとに計画書・論文の修正を行う。 |
| 3 | ゼミ形式で実施する。各自が十分にプレゼンテーションの準備を行ない、研究のプロセスを確認する。 |
| 4 | 「研究指導計画書」に基づいて指導します。 |
| 5 | 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《博士後期課程（研究者コース）》 ◎(1) 看護に関する現象を多様な視点から省察し、新規性、実現可能性、倫理性を兼ね備えた意義のある研究課題を設定する能力 ◎(2) 看護学研究を遂行するための高度な専門的知識・技能 ◎(3) 看護学の知の体系化に寄与するための論文を作成する能力、研究成果を社会へ発信する能力 ○(4) 看護学を教育するための専門的能力と技能 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | なし | ||
| 参考書 | 必要に応じて提示する。 |