北里大学看護学部

基盤開発看護学特別演習 (レビュー・研究計画書作成)

英　文　名	:	Seminar in Fundamental Nursing Science
科目概要	:	博士課程研究者コース通年、必修科目、講義・演習、２単位
担　当　者	:	(◎は科目責任者) ◎小山　友里江※
講　義　室	:	N号館、対面授業、遠隔授業（ライブ型）、遠隔授業（オンデマンド型）
そ　の　他	:	基盤開発看護学分野

基盤開発看護学分野（主に基礎看護学）に関する自身のリサーチクエスチョンを明らかにし、研究テーマを選定し、文献レビューや研究計画の立案をとおして、看護実践・教育の発展に寄与する研究活動を遂行する能力を身につけることを目的として演習を行う。

基盤開発看護学分野の発展に寄与する研究課題を整理した上で、看護実践上の課題と課題解決のための方策を議論する。
測定尺度の信頼性・妥当性を確認・検討する方法について講義する。
リサーチクエスチョンに根ざした研究計画の立案について講義する。

ゼミナール形式で実施する。院生がテーマに即したプレゼンテーションを行い、その内容について議論することによって授業をすすめる。
教員は、毎回の授業の議論を踏まえて院生が修正した研究計画書について、コメントをフィードバックする。

回	項目	内容	担当者
1～6	研究課題に関する文献検討および研究課題の選定	基盤開発看護学分野の専門分野における研究課題の選定に必要な文献検討を実施する。研究疑問を吟味し、先行研究の文献検討、教員との議論を行い、研究課題を選定する。	小山　友里江
7～18	研究計画の立案	選定した研究課題に関する研究計画を立案する。研究計画立案に際して、他研究者等に必要な助言を受ける。	小山　友里江
19～20	研究計画の発表	立案した研究計画を発表し、研究の新規性、実現の可能性、看護学への寄与について発表し、意見をもらう。意見を基に修正を行う。	小山　友里江
21～30	倫理審査委員会への申請	倫理審査委員会の手続きに沿って倫理審査の申請書を作成する。審査で指摘された事項に対して修正を行う。	小山　友里江

1～6

項目: 研究課題に関する文献検討および研究課題の選定
内容: 基盤開発看護学分野の専門分野における研究課題の選定に必要な文献検討を実施する。
研究疑問を吟味し、先行研究の文献検討、教員との議論を行い、研究課題を選定する。
担当者: 小山　友里江

7～18

19～20

21～30

1.専攻分野の研究領域に関する研究の動向と課題を理解できる。
2.専攻分野の研究領域に関する諸理論・エビデンスを理解できる。
3.専攻分野において、独自性が高く、意義のある研究課題を設定できる。
4.科学的妥当性があり、研究倫理を踏まえた実現可能な研究計画が立案できる。

講義中の教員との討議を通して、プレゼンテーションの内容・議論への参加姿勢・研究への取り組み（10％）、文献検討（30％）、研究計画作成過程（60％）により、総合的に評価する。

1	【授業時間外に必要な学習】予習（120分）：各単元において研究方法論関連書籍の該当部分に目を通し、事前学習を行う。研究テーマについて文献を検索し、クリティークする。
2	復習（80分）：講義内の討議・助言をもとに計画書・論文の修正を行う。
3	ゼミナール形式で実施する。各自が十分にプレゼンテーションの準備を行ない、研究のプロセスを確認する。
4	「研究指導計画書」に基づく指導を受ける。
5	〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕《博士後期課程（研究者コース）》 ◎（1）看護に関する現象を多様な視点から省察し、新規性、実現可能性、倫理性を兼ね備えた意義のある研究課題を設定する能力 ◎ (2) 看護学研究を遂行するための高度な専門的知識・技能 ○　(3) 看護学の知の体系化に寄与するための論文を作成する能力、研究成果を社会へ発信する能力 (4) 看護学を教育するための専門的能力と技能 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの

種別	書名	著者・編者	発行所
教科書	講義内で紹介する。
参考書	講義内で紹介する。

教科書

参考書