英 文 名 | : | Infection Control in Nursing V |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース後期 [火曜日3・4時限]、選択科目、講義、2単位 修士 高度実践看護学コース後期 [火曜日3・4時限]、必修科目、講義、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎小椋 正道※、 座間 智子(非常勤)、 山口 乃生子(非常勤)、 和田 孝子(非常勤)、 工藤 久美子※(兼任)、 堀 良子(客員教授)、 寺下 佳菜(兼任)、 富田 学(非常勤)、 安岡 砂織(非常勤)、 渡邉 明美(非常勤) |
講 義 室 | : | N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型)、N号館 セミナー室6 |
そ の 他 | : | 感染看護学分野 |
市中および医療関連感染防止活動における種々の組織や場における活動の現状を通じて、医療関連感染防止の組織的活動の実際と専門看護師の役割、求められる活動(パンデミック期における感染症患者への看護、看護高齢者施設での活動など)について修得する。
市中および院内の感染防止活動を講義する。
医療関連感染防止の組織的活動の実際と専門看護師の役割や求められる活動について講義する。
パワーポイントや配布資料を活用し、講義およびディスカッション形式で進める。
フィードバック:講義中に示す提出期限までに課題を回収する。定められた期間以降から最も早い授業までに、授業内容に関する質問への回答、課題の中の特徴的な見解や誤解について講義時間内あるいはGoogle Classroomを介して提示する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 国内外における感染防止活動 | ・国内外における感染防止の歴史的変遷 ・感染防止システムとインフェクション・コントロール・ナース(ICN)の活動 | 堀 良子 | 9/30(火)③ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
2 | 院内感染防止のための病院組織と感染管理活動 | ・病院内感染対策システム ・ICT活動とICNの役割(院内教育活動含む) ・院内感染防止における多職種との協働と連携 | 小椋 正道 | 9/30(火)④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
3 | 感染看護管理 | ・感染看護における人的・物的資源管理 | 工藤 久美子 | 10/7(火)③ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
4 | 開発途上国における防止活動 | ・低開発地域(ネパール)の感染症患者の現状と保健衛生活動 | 山口 乃生子 | 10/14(火)④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
5 | 病院における院内教育活動と医療従事者の健康管理 | ・医療従事者の健康管理と予防接種 | 小椋 正道 | 10/21(火)④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
6 | 医療関連感染防止のための看護活動の実際1 | ・標準予防策(スタンダードプリコーション)と経路別感染対策 ・カテーテル関連尿路感染、中心ライン関連血流感染、人工呼吸器関連肺炎、手術部位感染 | 小椋 正道 | 10/21(火)⑤ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
7 | 市中感染の防止活動 | ・わが国の地域における感染防止活動 | 座間 智子 | 10/23(木)③ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
8~9 | 医療関連感染防止のための看護活動の実際2 | ・高度専門医療機関での専門看護師の活動 ・高齢者施設での専門看護師の活動 ・複雑な感染看護実践事例 | 和田 孝子 渡邉 明美 | 11/18(火)③④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
10~11 | 医療関連感染防止のための看護活動の実際3 | ・アウトブレイク時の対策 ・職員への啓蒙とICNの実践 ・中小病院における感染防止活動の組織化 | 寺下 佳菜 | 11/27(木)③④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
12 | 医療関連感染防止のための看護活動の実際4 | ・各種ガイドライン遵守の問題点と対策 | 安岡 砂織 | 12/4(木)④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
13 | 感染予防のための解析手法 | ・感染防止活動を解析するための実験手法を紹介する | 小椋 正道 | 12/18(木)④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
14~15 | 医療関連感染防止のための看護活動の実際5 | ・アウトブレイクの発生状況とアウトブレイク時の対応 | 富田 学 | 12/23(火)④⑤ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
市中およびi医療関連感染防止活動における種々の組織や場における活動の現状をふまえ、医療関連感染防止の組織的活動の実際と専門看護師の役割、求められる活動について説明できる。
授業内のディスカッションとプレゼンテーション(60%)、課題レポート(40 %)から総合的に評価する。
レポートは、到達目標の視点から課題について具体的かつ正しく理解しているかを基準に評価する。
1 | 1)予習(90分) シラバスを事前に読み、テキストや参考資料で疑問点を確認する。 2)復習(150分) 講義の配付資料や他の参考資料を確認し、講義で学んだ内容を中心に理解を深める。課題レポートを作成する。 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 ◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 (3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 (4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 (5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 ◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 (2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 (3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 (4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じ、資料を配布する。 | ||
参考書 | 必要に応じ、紹介する。 |