英 文 名 | : | Psychiatric Care in Nursing I |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース前期 [金曜日1・2時限]、必修科目、講義、2単位 修士 高度実践看護学コース前期 [金曜日1・2時限]、必修科目、講義、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) 中戸川 早苗※、 ◎柴田 真紀※、 松尾 真規子 |
講 義 室 | : | N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型) |
そ の 他 | : | 精神看護学分野 |
〈歴史・法制度に関する科目〉
精神医療の歴史的背景および精神保健医療福祉制度の動向について学修し、医療や福祉の提供体制に関する洞察能力を高め、精神障害をもちながら自分らしく生きることへの支援について探求する力を養う。
1.精神医療の変遷と精神看護の動向について講義する。
2.精神保健医療福祉制度の動向と地域で生活する精神障害者への支援方法について討議し、看護職者の役割について追究する。
3.施設見学や文献レビューを通じて現状を把握し、課題について討議する。
配布資料やパワーポイントを用いて講義形式ならびに討論形式で行う。
大学院生によるプレゼンテーション、グループ討議については、討議の中で論点の補足説明も行う。課題レポートやプレゼンテーションの内容、授業内容への質問については個別にフィードバックを行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 精神保健医療福祉の動向 精神医療及び看護の歴史的考察① | 精神保健医療福祉および看護の歴史的変遷(講義) | 柴田 真紀 | 4/11(金)① | N号館 |
2 | 精神保健医療福祉の動向 精神医療及び看護の歴史的考察② | 隔離収容政策の時代から精神障害者福祉の時代への展望(講義) | 柴田 真紀 | 4/11(金)② | N号館 |
3 | 障害の構造と精神保健医療福祉施策① | 障害者福祉の基本概念、精神保健福祉の枠組み、精神保健福祉法、障害者総合支援法など法制度のあり方と人権・権利擁護(講義) | 柴田 真紀 | 4/18(金)① | N号館 |
4 | 障害の構造と精神保健医療福祉施策② | 障害者福祉の基本概念、精神保健福祉の枠組み、精神保健福祉法、障害者総合支援法など法制度のあり方と人権・権利擁護(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 4/18(金)② | N号館 |
5 | 精神障害者・家族のサポートシステム① | 患者および家族の精神保健とサポートシステム:セルフヘルプグループと患者家族会の役割(講義) | 松尾 真規子 | 4/25(金)① | N号館 |
6 | 精神障害者・家族のサポートシステム② | 患者および家族の精神保健とサポートシステム:セルフヘルプグループと患者家族会の役割(プレゼンテーションとディスカッション) | 松尾 真規子 | 4/25(金)② | N号館 |
7 | 精神保健福祉システムと看護者の役割① | 地域包括ケアシステムおよび社会資源と看護師の役割 (講義) | 柴田 真紀 | 5/9(金)① | N号館 |
8 | 精神保健福祉システムと看護者の役割② | ACTと看護師の役割(講義) | 柴田 真紀 | 5/9(金)② | N号館 |
9 | グループホームにおける生活支援① | グループホームにおける生活支援の実際およびコミュニティケアとボランティア活動(施設見学:古淵ハウス) | 柴田 真紀 | 5/16(金)① | N号館 |
10 | グループホームにおける生活支援② | グループホームにおける生活支援の実際およびコミュニティケアとボランティア活動(ディスカッション) | 柴田 真紀 | 5/16(金)② | N号館 |
11 | 精神保健福祉施策① | 精神障害者のリカバリーにむけた福祉的支援および精神保健福祉関係ネットワークと保健師活動(講義) | 松尾 真規子 | 5/23(金)① | N号館 |
12 | 精神保健福祉施策② | 精神障害者のリカバリーにむけた福祉的支援および精神保健福祉関係ネットワークと保健師活動(プレゼンテーションとディスカッション) | 松尾 真規子 | 5/23(金)② | N号館 |
13 | 精神保健医療の課題と展望 | 現行の精神保健福祉の現状と課題 精神の健康に関する看護アセスメントの文献抄読 | 柴田 真紀 | 5/30(金)① | N号館 |
14 | 精神障害者の人権・権利擁護とリカバリー① | 精神障害者の人権・権利擁護のあり方 (講義) | 中戸川 早苗 | 6/6(金)① | N号館 |
15 | 精神障害者の人権・権利擁護とリカバリー② | 精神障害者のリカバリーにむけた患者および家族への支援(プレゼンテーションとディスカッション) | 中戸川 早苗 | 6/6(金)② | N号館 |
1.精神医療の変遷と看護の動向を理解できる。
2.地域で生活する精神障害者への支援方法と看護職者の役割について考えることができる。
3.施設見学や文献レビューを通じて現状を把握し、課題について追究できる。
講義へ参加姿勢(30%)
課題報告:設定した課題についてのレポート記述内容、及びプレゼンテーションの内容・質疑応答の内容(70%)
1 | ・新聞やインターネットを活用し、各回の授業内容に関連するトピックスの概要を把握し授業に参加する(講義前90分間程度) ・授業で配布した資料やノートを参照しながら関連書籍を読み、講義内容の理解を追究する(講義後90分間程度) 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 ◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 〇(3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 (4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 ◎(5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 〇(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 〇(2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 (3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 ◎(4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 講義の中で紹介する。 | ||
参考書 |