英 文 名 | : | Psychiatric Care in Nursing (Seminar II) |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース前期、選択科目、演習、2単位 修士 高度実践看護学コース前期、必修科目、演習、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) 海老澤 睦※、 ◎柴田 真紀※、 下平 美智代(非常勤)、 中垣 真通(非常勤)、 石田 正人(非常勤) |
講 義 室 | : | N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型) |
そ の 他 | : | 精神看護学分野 |
〈心理・社会的療法に関する科目〉
ストレス、危機理論、人間のストレスに対する反応、ストレスマネージメントに関する理解を深め、看護職に求められるストレスコーピングの支援方法について学修する。
1.ストレス反応とその影響についての基礎知識について講義する。
2.ストレスケアに関する基礎知識と技術に関する講義を行う。
3.看護職に求められるストレスコーピングの支援方法への追究について討論する。
配布資料やパワーポイントを用いた講義形式、大学院生によるプレゼンテーションならびに討論形式で行う。
大学院生によるプレゼンテーション、討論については、討論の中で論点の補足説明およびフィードバックを行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | ストレスの概念とストレス反応① | ストレスに対する人間の心理的反応と対処行動の理解、ストレスの予防、治療的な関わり (講義と事例検討) | 柴田 真紀 | 4/7(月)③ | N号館 |
2 | ストレスの概念とストレス反応② | ストレスに対する人間の心理的反応と対処行動の理解、ストレスの予防、治療的な関わり(精神力動的精神療法のロールプレイ) | 柴田 真紀 | 4/7(月)④ | N号館 |
3 | ストレスの概念とストレス反応③ | ストレスに対する人間の心理的反応と対処行動の理解、ストレスの予防、治療的な関わり (支持的精神療法のロールプレイ) | 柴田 真紀 | 4/7(月)⑤ | N号館 |
4 | ストレスの概念とストレス反応④ | ストレスに対する人間の心理的反応と対処行動の理解、ストレスへの予防、治療的な関わり (ロールプレイへの教員によるフィードバック) | 柴田 真紀 | 4/14(月)③ | N号館 |
5 | 社会の変化と精神保健① | ライフサイクルとメンタルヘルス:危機理論 (文献抄読とディスカッション) | 海老澤 睦 | 4/14(月)④ | N号館 |
6 | 社会の変化と精神保健② | ライフサイクルとメンタルヘルス:現代社会のストレスとストレスコーピング (リラクセーション法の実践) | 海老澤 睦 | 4/14(月)⑤ | N号館 |
7 | 社会の変化と精神保健③ | ライフサイクルとメンタルヘルス:現代社会のストレスとストレスコーピング (リラクセーション法の実践への教員によるフィードバック) | 海老澤 睦 | 4/21(月)③ | N号館 |
8 | 入院患者の精神保健問題とケア① | 入院患者のストレスと健康問題と看護ケアに関する事例の分析(急性期事例検討) | 柴田 真紀 | 4/21(月)④ | N号館 |
9 | 入院患者の精神保健問題とケア② | 入院患者のストレスと健康問題と看護ケアに関する事例の分析(慢性期事例検討) | 柴田 真紀 | 4/21(月)⑤ | N号館 |
10 | 入院患者の精神保健問題とケア③ | 入院患者のストレスと健康問題と看護ケアに関する事例の分析(地域精神領域事例検討) | 柴田 真紀 | 4/28(月)③ | N号館 |
11 | 入院患者の精神保健問題とケア④ | 入院患者のストレスと健康問題と看護ケアに関する事例の分析(依存症事例検討) | 柴田 真紀 | 4/28(月)④ | N号館 |
12 | 地域における精神保健と支援の実際① | 地域における精神保健の実際と支援者支援のあり方(講義) | 下平 美智代 | 6/2(月)③ | 遠隔授業(ライブ型) |
13 | 地域における精神保健と支援の実際② | 地域における精神保健の実際と支援者支援のあり方(ディスカッション) | 下平 美智代 | 6/2(月)④ | 遠隔授業(ライブ型) |
14 | 地域における精神保健と支援の実際③ | 地域における支援者のメンタルヘルス(国内文献抄読とディスカッション) | 柴田 真紀 | 6/9(月)① | N号館 |
15 | 地域における精神保健と支援の実際④ | 地域における支援者のメンタルヘルス(海外文献抄読とディスカッション) | 柴田 真紀 | 6/9(月)② | N号館 |
16 | 認知行動療法の理論と実際① | 認知行動療法の構造の理解 認知行動療法のコミュニケーションスキル (講義) | 中垣 真通 | 6/9(月)③ | N号館 |
17 | 認知行動療法の理論と実際② | 認知行動療法の構造の理解 認知行動療法のコミュニケーションスキル (認知行動療法の実践) | 中垣 真通 | 6/9(月)④ | N号館 |
18 | 認知行動療法の理論と実際③ | 認知行動療法の臨床における適用と課題 (認知行動療法の実践の振り返り) | 柴田 真紀 | 6/16(月)① | N号館 |
19 | 認知行動療法の理論と実際④ | 認知行動療法の臨床における適用と課題 (教員によるフィードバック) | 柴田 真紀 | 6/16(月)② | N号館 |
20 | 心的外傷の理解とケア① | 自然災害や犯罪などによるストレスとケアの方法 (講義) | 石田 正人 | 6/16(月)③ | N号館 |
21 | 心的外傷の理解とケア② | 自然災害や犯罪などによるストレスとケアの方法 (ディスカッション) | 石田 正人 | 6/16(月)④ | N号館 |
22 | 心的外傷の理解とケア③ | 自然災害や犯罪への支援者の二次的外傷性ストレス (国内文献抄読) | 柴田 真紀 | 6/23(月)① | N号館 |
23 | 心的外傷の理解とケア④ | 自然災害や犯罪への支援者の二次的外傷性ストレス (海外文献抄読) | 柴田 真紀 | 6/23(月)② | N号館 |
24 | 精神障害者の家族へのケア① | 精神障害者家族の精神保健上の問題と看護ケアに関する事例の分析 (文献抄読とディスカッション) | 海老澤 睦 | 6/23(月)③ | N号館 |
25 | 精神障害者の家族へのケア② | 精神障害者家族の精神保健上の問題と看護ケアに関する事例の分析 (事例検討1) | 海老澤 睦 | 6/23(月)④ | N号館 |
26 | 精神障害者の家族へのケア③ | 精神障害者家族の精神保健上の問題と看護ケアに関する事例の分析 (事例検討2) | 海老澤 睦 | 6/30(月)④ | N号館 |
27 | 精神保健領域の専門看護活動と今後の展望① | 専門看護師に求められる精神保健活動の役割と活動に必要な実践能力の検討 (国内文献抄読) | 柴田 真紀 | 7/7(月)④ | N号館 |
28 | 精神保健領域の専門看護活動と今後の展望② | 専門看護師に求められる精神保健活動の役割と活動に必要な実践能力の検討 (海外文献抄読) | 柴田 真紀 | 7/14(月)② | N号館 |
29 | 精神保健領域の専門看護活動と今後の展望③ | 専門看護師に求められる精神保健活動の役割と活動に必要な実践能力の検討 (ディスカッション) | 柴田 真紀 | 7/14(月)③ | N号館 |
30 | 精神保健領域の専門看護活動と今後の展望④ | 専門看護師に求められる精神保健活動の役割と活動に必要な実践能力の検討 (まとめ) | 柴田 真紀 | 7/14(月)④ | N号館 |
1.ストレス反応とその影響についての基礎知識を修得し説明することができる。
2.ストレスケアに関する説明ができ、高度実践看護師に求められるストレスコーピングの支援方法を実践できる。
1.講義への参加度(30%) プレゼンテーションの内容・質疑応答の内容(40%)
2.課題レポートの提出、事例展開内容(30%)
1 | [予習]新聞やインターネットを活用し、各回の授業内容に関連するトピックスの概要を把握し授業に参加する(講義前90分間程度) [復習]授業で配布した資料やノートを参照しながら関連書籍を読み、講義内容の理解を追究する(講義後90分間程度) 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 ◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 〇(3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 ◎(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 ◎(5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 ◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 ◎(2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 ◎(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 ◎(4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考書 | 精神療法の基本:支持から認知行動療法まで | 堀越 勝 、 野村 俊明 | 医学書院 |
参考書 | 支持的精神療法入門 | Winston. A、Rosenthal. RN、 Pinsker. H 大野 裕、堀越 勝、中野 有美監訳 | 医学書院 |