英 文 名 | : | Infection Control in Nursing II |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース前期 [木曜日3・4時限]、選択科目、講義、2単位 修士 高度実践看護学コース前期 [木曜日3・4時限]、必修科目、講義、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎小椋 正道※、 葛城 建史※、 青栁 秀昭※、 林 俊治※(兼担) |
講 義 室 | : | N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型)、N号館 セミナー室6 |
そ の 他 | : | 感染看護学分野 |
感染予防は感染の成立とその条件が整わないようにすることが重要であることを理解し、感染の成立を阻む清浄化、滅菌、消毒、無菌操作の基礎知識と無菌法の臨床における応用について修得する。
感染の成立条件と予防の原則について講義する。
病原微生物の除去について講義する。
臨床における無菌法の応用について講義する。
パワーポイントと配布資料を活用し、講義およびディスカッション形式で進める。
フィードバック:講義中に示す提出期限までに課題を回収する。定められた期間以降から最も早い授業までに、授業内容に関する質問への回答、課題の中の特徴的な見解や誤解について講義時間内あるいはGoogle classroomを介して提示する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 感染の成立条件と予防の原則 | ・微生物の病原性と感染症発症の関係 ・感染成立の条件 ・感染予防の3原則 | 小椋 正道 | 4/10(木)③ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
2 | 病原微生物の除去(清浄化) | ・病原微生物の出現数を減少させる方法(洗浄・清掃) | 小椋 正道 | 4/10(木)④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
3~4 | 病原微生物の除去(滅菌・消毒の原理) | ・微生物の抵抗性と殺菌の機序 ・滅菌・消毒法の種類と原理、効力 | 林 俊治 | 4/17(木)③④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
5 | 感染予防のための施設管理 | ・感染予防のための病院環境整備(設備、清掃、環境消毒、廃棄物処理、環境評価) | 葛城 建史 | 4/24(木)③ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
6 | 病原微生物の除去(滅菌・消毒の実際)1 | ・医療における清掃の実際 | 小椋 正道 | 4/24(木)④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
7~8 | 病原微生物の除去(滅菌・消毒の実際)2 | ・医療における洗浄、滅菌、消毒の実際 | 小椋 正道 | 5/8(木)③④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
9 | 病原微生物の体内への侵入阻止と汚染拡散の防止1 | ・排泄物の汚染拡散の防止 ・侵襲的処置時の感染防止 | 小椋 正道 | 5/15(木)③ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
10~11 | 病原微生物の体内への侵入阻止と汚染拡散の防止2 | ・外因性感染、内因性感染とその予防 ・病原微生物の侵入門戸における防御機構と衛生的ケア | 小椋 正道 | 5/22(木)③④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
12~13 | 無菌法の臨床における応用 | ・個室管理(隔離)方法と考え方 ・手術室における無菌法 ・無菌室病室(クリーンルーム)における無菌法 | 青栁 秀昭 | 5/29(木)③④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
14~15 | 無菌法の臨床における応用 | ・無菌操作と操作時の環境 ・手指衛生と感染防護テクニック ・感染防護用品の評価と選定 | 葛城 建史 | 6/12(木)③④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
・ 滅菌・消毒の定義を踏まえた上で、滅菌・消毒・清浄化・無菌操作を理解することができる。
・ 滅菌・消毒の効果を生体と環境の両面から説明できる。
・ 感染対策内での滅菌・消毒・清浄化の原則を理解し、臨床での実践に活用できる。
授業内のディスカッション(40%)、課題レポート(40 %)、参加態度(20%)。
1 | 1) 予習(90分) シラバスを事前に読み、テキストや参考資料で疑問点を確認する。 2) 復習(150分) 講義の配布資料や他の参考資料を確認し、講義で学んだ内容を中心に理解を深める。課題レポートを作成する。 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 (1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 (3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 ◎(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 (5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 ◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 (2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 (3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 (4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じ、資料を配布する。 | ||
参考書 | 必要に応じ、紹介する。 |