Web Syllabus(講義概要)
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感染看護学Ⅲ (感染症の診断・医療処置)
英 文 名:Infection Control in Nursing III
科 目 概 要:修士 看護学研究コース前期 [火曜日3・4時限]、必修科目、講義、2単位
修士 高度実践看護学コース前期 [火曜日3・4時限]、必修科目、講義、2単位
担 当 者:(◎は科目責任者) ◎小椋 正道※葛城 建史※伊藤 尚志※(兼担)片岡 祐一(兼担)髙橋 孝(兼担)高山 陽子(兼担)二本柳 伸(兼任)林 俊治※(兼担)
講 義 室:N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型)、N号館 セミナー室6
そ の 他:なし

授業の目的

感染看護において、専門的判断およびケアとキュアの融合による高度な実践を可能とするために必要な感染症の検査、病態、診断と薬物治療および医療処置について修得する。

教育内容

1.感染看護において必要な感染症診断の基礎的事項、微生物検査、画像検査について学ぶ。
2.感染看護において必要な感染症の薬物療法の基礎について学ぶ。
3.感染と栄養について学ぶ。
4.年代別、周産期、HIV感染時の感染症の特徴について学ぶ。
5.医療処置と感染症の関係について学ぶ。
6.感染管理を考慮した適切な検体採取法について学ぶ。

教育方法

・パワーポインと配布資料を活用し、講義およびディスカッション形式で進める。
・授業内容に関する質問への回答、ディスカッションの内容および特徴的な見解についてコメントすることでフィードバックを行う。

授業内容

項目内容担当者日時講義室
1感染症診断概論・感染症の診断過程
・感染防御因子・感染状態に関する臨床所見、全身症状と検査データ
高山 陽子
6/10(火)③対面授業・N号館 セミナー室6
2感染症の症状と経過について・各種感染症の症状と臨床経過
・臨床症状に伴う医療処置について
小椋 正道
6/10(火)④対面授業・N号館 セミナー室6
3~4感染症の診断に関わる微生物検査と判定・感染症に関わる微生物検査の種類と方法
・標本の観察と結果判定
・病原性微生物の検出状
二本柳 伸
6/17(火)③④対面授業・N号館 セミナー室6
5~6感染症に対する薬物療法(抗菌薬と薬剤耐性)・感染症の薬物治療と耐性に関する歴史
・抗菌薬と耐性菌
・抗菌薬・抗ウイルス薬の選択と使い方
・免疫抑制と薬剤
林 俊治
6/24(火)③④対面授業・N号館 セミナー室6
7HIV陽性患者の病態と診断、薬物治療・HIV陽性患者の病態と診断、薬物治療高山 陽子
7/1(火)④対面授業・N号館 セミナー室6
8感染と栄養・検査データと栄養評価
・低栄養と感染症の関連
片岡 祐一
7/1(火)⑤対面授業・N号館 セミナー室6
9母子の感染症の病態と診断、薬物治療・母体・母児感染、NICUに関連した感染症の病態と診断、薬物治療
・母児の免疫と免疫抗体
伊藤 尚志
6/2(月)③対面授業
10小児期感染症の病態と診断、治療、予防・小児期感染症の病態と診断・治療・ワクチンと予防接種伊藤 尚志
6/2(月)④対面授業
11~12成人老人の感染症の病態と診断、薬物治療・成人・老人の臨床で遭遇する感染症の病態と診断、薬物治療髙橋 孝
7/10(木)③④遠隔授業(ライブ型)・N号館 セミナー室6
13医療処置・高度医療を必要とする患者の呼吸管理、外傷処置、各種カテーテルの挿入等の医療処置の種類と方法、抜管等終了の判断
葛城 建史
7/15(火)③対面授業・N号館 セミナー室6
14~15感染症および検体採取と感染管理・感染発症例、感染徴候アセスメント
・適切な検体採取方法とその際の感染管理
小椋 正道
7/22(火)④⑤対面授業・N号館 セミナー室6
1
項目
感染症診断概論
内容
・感染症の診断過程
・感染防御因子・感染状態に関する臨床所見、全身症状と検査データ
担当者
高山 陽子
日時
6/10(火)③
講義室
対面授業・N号館 セミナー室6
2
項目
感染症の症状と経過について
内容
・各種感染症の症状と臨床経過
・臨床症状に伴う医療処置について
担当者
小椋 正道
日時
6/10(火)④
講義室
対面授業・N号館 セミナー室6
3~4
項目
感染症の診断に関わる微生物検査と判定
内容
・感染症に関わる微生物検査の種類と方法
・標本の観察と結果判定
・病原性微生物の検出状
担当者
二本柳 伸
日時
6/17(火)③④
講義室
対面授業・N号館 セミナー室6
5~6
項目
感染症に対する薬物療法(抗菌薬と薬剤耐性)
内容
・感染症の薬物治療と耐性に関する歴史
・抗菌薬と耐性菌
・抗菌薬・抗ウイルス薬の選択と使い方
・免疫抑制と薬剤
担当者
林 俊治
日時
6/24(火)③④
講義室
対面授業・N号館 セミナー室6
7
項目
HIV陽性患者の病態と診断、薬物治療
内容
・HIV陽性患者の病態と診断、薬物治療
担当者
高山 陽子
日時
7/1(火)④
講義室
対面授業・N号館 セミナー室6
8
項目
感染と栄養
内容
・検査データと栄養評価
・低栄養と感染症の関連
担当者
片岡 祐一
日時
7/1(火)⑤
講義室
対面授業・N号館 セミナー室6
9
項目
母子の感染症の病態と診断、薬物治療
内容
・母体・母児感染、NICUに関連した感染症の病態と診断、薬物治療
・母児の免疫と免疫抗体
担当者
伊藤 尚志
日時
6/2(月)③
講義室
対面授業
10
項目
小児期感染症の病態と診断、治療、予防
内容
・小児期感染症の病態と診断・治療・ワクチンと予防接種
担当者
伊藤 尚志
日時
6/2(月)④
講義室
対面授業
11~12
項目
成人老人の感染症の病態と診断、薬物治療
内容
・成人・老人の臨床で遭遇する感染症の病態と診断、薬物治療
担当者
髙橋 孝
日時
7/10(木)③④
講義室
遠隔授業(ライブ型)・N号館 セミナー室6
13
項目
医療処置
内容
・高度医療を必要とする患者の呼吸管理、外傷処置、各種カテーテルの挿入等の医療処置の種類と方法、抜管等終了の判断
担当者
葛城 建史
日時
7/15(火)③
講義室
対面授業・N号館 セミナー室6
14~15
項目
感染症および検体採取と感染管理
内容
・感染発症例、感染徴候アセスメント
・適切な検体採取方法とその際の感染管理
担当者
小椋 正道
日時
7/22(火)④⑤
講義室
対面授業・N号館 セミナー室6

到達目標

主な感染症の検査および診断・薬物治療、医療処置について多角的に説明できる。
感染の経過と看護において、根拠と予測を伴った判断について説明できる。

評価方法

授業内のディスカッション(50%)、課題レポート(50 %)により総合的に評価する。

準備学習(予習・復習)・その他

1シラバスを事前に読み、テキストや参考資料で疑問点を確認する(60分)。
講義後、他の参考資料を確認し、理解を深める(60分)。

〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕
《修士課程(看護学研究コース)》
 ◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野
    あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力
  (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力
  (3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力
 〇(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力
  (5) 看護学を教育するための基本的能力と技能

《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》
 ◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力
  (2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、
    コンサルテーション能力
 〇(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力
  (4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力



                                                          ◎は特に関連するもの、○は関連するもの

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書必要に応じ、資料を配布する。
参考書必要に応じ、紹介する。
教科書
署名
必要に応じ、資料を配布する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
必要に応じ、紹介する。
著者・編者
発行所