英 文 名 | : | Infection Control in Nursing IV |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース前期、必修科目、講義、2単位 修士 高度実践看護学コース前期、必修科目、講義、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎小椋 正道※、 岡 澄子※、 香取 洋子※、 葛城 建史※、 青栁 秀昭※、 髙橋 孝(兼担)、 中野 由紀子(兼任)、 加來 浩器(非常勤)、 丸山 俊一郎(非常勤) |
講 義 室 | : | N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型)、N号館 セミナー室6 |
そ の 他 | : | 感染看護学分野 |
疫学の見地から地域および病院における感染症の発症要因と流行について修得する。
各領域における感染症の特徴に基づいた患者の看護方法と易感染患者の看護について修得する。
地域・病院における感染症の発症要因と流行について講義する。
様々なライフステージや治療をふまえた感染症看護について講義する。
パワーポイントと配布資料を活用し、講義およびディスカッション形式で進める。
フィードバック:講義中に示す提出期限までに課題を回収する。定められた期間以降から最も早い授業までに、授業内容に関する質問への回答、課題の中の特徴的な見解や誤解について講義時間内あるいはgoogle classroomを介して提示する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1~3 | 地域における感染症の発症要因と流行 | ・感染症の実地疫学(疫学統計の応用) ・アウトブレイク時の疫学調査 ・国際感染症(熱帯病、寄生虫症など)の疫学 ・災害と感染症 | 加來 浩器 | 6/5(木)③④⑤ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
4 | 感染症患者の看護(概論) | ・感染看護の役割 ・感染症患者・易感染患者と家族のニーズ ・感染に関わる倫理上の問題 ・隔離環境における感覚遮断と看護 | 小椋 正道 | 6/19(木)③ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
5~6 | 感染症患者の看護方法 1 | ・母性・小児領域における感染症の特徴と感染防止 ・母子感染症、小児感染症、NICU患児等の症例と看護方法 | 香取 洋子 岡 澄子 | 6/19(木)④⑤ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
9~10 | 感染症患者の看護方法 3 | ・成人・老人領域における感染症の特徴と感染防止 ・結核、HIV陽性、誤嚥性肺炎等の患者の看護方法 | 小椋 正道 | 7/3(木)③④ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
7~8 | 感染症患者の看護方法 2 | ・クリティカルケア領域の感染症の特徴と感染防止 ・侵襲処置・治療における菌血症の予防と看護 ・人工呼吸器関連肺炎の予防と看護 | 中野 由紀子 | 7/4(金)①② | 対面授業 |
11 | 感染症患者の看護方法 4 | ・外科領域の感染症の特徴と感染防止 ・手術に関連した感染の予防と看護 ・創傷管理と清潔保持の看護ケア | 小椋 正道 | 7/10(木)⑤ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
12~13 | 病院における感染症の発症要因と流行 | ・記述疫学(院内感染の定義) ・院内感染症の発症要因とアウトブレイク ・院内感染の解析疫学 | 髙橋 孝 | 7/17(木)③④ | 遠隔授業(ライブ型)・N号館 セミナー室6 |
14 | 感染症・易感染患者の看護まとめ | ・易感染患者、感染症患者の認識と観察 ・生体防御機構の働きを助ける看護ケア | 葛城 建史 青栁 秀昭 | 7/17(木)⑤ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
15 | 易感染患者の看護 | ・免疫低下患者の感染症の特徴と感染防止 ・骨髄移植患者の治療と看護方法 | 丸山 俊一郎 | 7/22(火)③ | 対面授業・N号館 セミナー室6 |
地域および病院における感染症の発症要因と流行について理解するとともに、疫学の原理と統計的方法の活用の仕方が説明できる。
各領域の感染症の特徴に基づいた看護方法と易感染患者の看護に関する知識と考え方が説明できる。
授業内のディスカッション(40%)、課題レポート(40 %)、参加態度(20%)。
1 | 1)予習(90分) シラバスを事前に読み、テキストや参考資料で疑問点を確認する。 2)復習(150分) 講義の配付資料や他の参考資料を確認し、講義で学んだ内容を中心に理解を深める。課題レポートを作成する。 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 (1) 看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 (3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 ◎(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 (5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 ◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 (2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 〇(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 (4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じ、資料を配布する。 | ||
参考書 | 必要に応じ、紹介する。 |