英 文 名 | : | Infection Control in Nursing Research for CNS |
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科 目 概 要 | : | 修士 高度実践看護学コース通年、必修科目、実験、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎小椋 正道※ |
講 義 室 | : | N号館、対面授業 |
そ の 他 | : | 感染看護学分野 |
感染看護学領域において、感染症看護専門看護師の看護実践に寄与することのできる研究課題を各自が選び、適切な文献検討を行い研究の特性に応じた妥当な論文設計と論理的な論文構成を持ち、研究成果が感染看護学領域に貢献する内容を備えた研究論文または課題探究の成果物を作成する。
1.感染看護学領域の文献を合理的に収集し、適切にクリティークを行う。
2.感染看護学領域の研究動向を広範囲に把握し、自らの研究課題の価値を検討する。
3.自らの研究課題に即して最も適切な研究方法を選別する。
4.データ収集・分析の過程を通して、研究手法の理解度と技術を向上させる。
5.研究過程において必要な倫理的配慮を確実に行う。
6.研究目的・方法・結果・考察の一貫性を満たした研究論文を作成する。
7.プレゼンテーション能力を駆使して、研究成果を分かりやすく伝える。
8.研究過程を通して、感染症看護専門看護師の看護実践遂行における自己の課題を明らかにする。
1.教育内容に提示したプロセスを自らすすめていけるよう教員と議論を重ねる。
2.研究論文が理論的展開となるよう記述内容について論議する。
3.研究に対する客観的意見を得ることを目的として、ゼミにおいて発表し論議する。
フィードバック:計画や論文執筆等書類提出ごとに内容の妥当性をフィードバックする。
プレゼンテーション他適時、ディスカッションを通じてフィードバックする。
項目 | 内容 |
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1.研究課題の明確化 | 感染看護学演習および感染看護学実習において、より深化、探究したいと感じた疑問や関心を絞り込む。 絞り込んだ課題に関連した文献検索、クリティークを行い研究課題として明確化していく。 |
2.文献レビューの作成 | 研究課題についての国内外の先行研究の動向と課題を把握し、文献検討としてまとめ記述する。 |
3.研究目的、方法の検討 | 文献検討を踏まえて研究目的を明確にし、その目的に適した研究方法を選択する。その際、研究問題の探究レベルに応じた研究デザイン、対象、データ収集方法、データ分析方法について具体的に検討し論理的整合性のあるように整える。 |
4.研究計画書の作成 | これまでの検討を踏まえて、課題研究計画書を作成する。倫理委員会の承認を得る。 |
5.研究の実施 | 課題研究計画書に沿って研究を実施する。 |
6.研究論文、課題探究成果物の作成 | 分析結果について先行研究との比較を基に研究目的に照らして考察を進める。研究題目、序論、研究目的、研究方法、結果、考察、結論、研究の限界の一連の流れとしてまとめ、論理的整合性を踏まえ本学の様式で整えた論文を作成する。 |
7.研究論文・課題探究成果物の洗練化 | 互いに発表し意見交換を行うことで洗練化を図る。実践課題研究の場合、フィールドの指導者にも参加を依頼する。 |
8.論文提出 論文発表・審査 完成論文の提出 | 提出締切日までに論文提出を行う。 論文の主旨をわかりやすくまとめ、発表原稿、プレゼンテーション資料を作成し論文審査会で発表し、論文審査を受ける。審査時の指摘内容を修正し、論文を完成させ提出する。 |
*授業の進め方、講義室などは変更となる場合があります。 |
1.感染看護学領域の文献を合理的に収集し、適切にクリティークできる。
2.感染看護学領域の研究動向を広範囲に把握し、自らの研究課題の価値を説明できる。
3.自らの研究課題に即して最も適切な研究方法を選別することができる。
4.データ収集・分析の過程を通して、研究手法を習得することができる。
5.研究過程において必要な倫理的配慮を確実に行うことができる。
6.研究目的・方法・結果・考察の一貫性を満たした研究論文を作成することができる。
7.プレゼンテーション能力を駆使して、研究成果を分かりやすく伝えることができる。
8.研究過程を通して、感染症看護専門看護師の看護実践遂行における自己の課題を明らかにすることができる。
研究計画書(30%)と研究論文または課題探究の成果物(50%)、研究論文の口頭発表(20%)により総合的に評価する。なお、研究論文は本学の「学位論文審査基準」に基づき審査をする。
1 | 看護研究論演習で学んだ内容で自分のテーマに関係する内容を復習し理解しておく(90分)。 |
2 | 「研究指導計画書」に基づいてすすめる(180分)。 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 〇(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 (2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 ◎(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 (4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし | ||
参考書 | 必要に応じ、紹介する。 |