英 文 名 | : | Oncology in Nursing III |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース後期 [火曜日3・4時限]、選択必修科目、講義、2単位 修士 高度実践看護学コース後期 [火曜日3・4時限]、必修科目、講義、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎久保 五月※、 松原 康美※、 久米 恵江(兼任)、 近藤 まゆみ※(兼任)、 橋本 久美子(非常勤)、 児玉 美由紀※(兼任)、 望月 美穂※(兼任) |
講 義 室 | : | 対面授業、N号館 セミナー室2 |
そ の 他 | : | がん看護学分野 |
1.がん医療に関する専門的知識を修得するために、最新のがん医療と治療に伴う身体的・心理的・社会的問題について学修する。
2.高度ながん看護実践能力を修得するために、がんサバイバーシップの概念に基づく看護援助方法について学修する。
3.がん看護専門看護師としての活動に必要な基本的知識を修得するために、高度実践看護師の概念、制度の歴史について学修する。
4.がん看護専門看護師としての高度な実践能力を修得するために、チーム医療・保健医療専門職種との連携について学修する。
1.がんサバイバーシップの概念、歴史、現状と今後の方向性について講義する。
2.最新のがん医療とそれに伴って生じる問題を、身体的・心理的・社会的な側面から講義する。
3.がんサバイバーシップの時期に応じた、症状マネジメント、療養生活上の支援方法を講義する。
4.高度実践看護師の種類、役割、特徴について講義する。
5.事例をアセスメントし、適切な看護介入についてグループで討議する。
6.わが国における専門看護師制度の課題および展望について討議する。
1.Power Pointと配付資料を用いて講義する。
2.提示された事例についてアセスメントし、介入方法を討議する。
3.講義内容に関する質問は講義中に口頭で、あるいはGoogle Classroomを用いてフィードバックする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | がんサバイバーシップ | がんサバイバーシップの概念、変遷 わが国におけるがんサバイバーシップの現状と課題 | 久保 五月 | 10/7(火)③ | N号館 セミナー室2 |
2 | 手術療法と治療に伴う看護援助 | 手術療法と合併症予防・対処療法 事例検討 | 児玉 美由紀 | 10/7(火)④ | N号館 セミナー室2 |
3~4 | 放射線療法と治療に伴う看護援助(1)(2) | 放射線療法と有害事象の予防・対症療法 事例検討 | 久米 恵江 | 10/14(火)③④ | N号館 セミナー室2 |
5~6 | 緩和ケア(1)(2) | 症状マネジメントとチーム医療 事例検討 | 望月 美穂 | 10/21(火)③④ | N号館 セミナー室2 |
7 | がんリハビリテーション | がんリハビリテーションの概念 がんリハビリテーションの実際と看護師の役割 | 松原 康美 | 10/28(火)③ | N号館 セミナー室2 |
8 | がん体験者への長期的支援(1) 栄養管理 | がん体験者に特有の栄養問題と援助方法 | 松原 康美 | 10/28(火)④ | N号館 セミナー室2 |
9 | がん体験者への長期的支援(2) グループによる支援 | サポートグループおよびセルフヘルプ・グループ活動 | 久保 五月 | 11/11(火)③ | N号館 セミナー室2 |
10 | がん体験者への長期的支援(3) アピアランスケア | がん体験者に対するアピアランスケアの現状と課題 | 橋本 久美子 | 11/4(火)③ | N号館 セミナー室2 |
11 | がん体験者への長期的支援 (4) 就労支援 | がん体験者に対する就労支援の現状と課題 就労支援における他職種連携と看護師の役割 | 橋本 久美子 | 11/4(火)④ | N号館 セミナー室2 |
12 | がん体験者への長期的支援 (5) 情報支援 | がん体験者の情報ニーズ がんサバイバーシップの時期に応じた情報支援 | 久保 五月 | 11/11(火)④ | N号館 セミナー室2 |
13 | がん看護専門看護師の役割 (1) | 看護の専門分化の歴史 がん看護専門看護師の社会活動 | 松原 康美 | 11/18(火)③ | N号館 セミナー室2 |
14~15 | がん看護専門看護師の役割(2)(3) | がん看護専門看護師の活動の実際 事例検討:実践・相談・調整・倫理調整 | 近藤 まゆみ | 11/25(火)③④ | N号館 セミナー室2 |
1.がんサバイバーシップの概念、4つの時期の特徴について説明できる。
2.がんサバイバーシップの時期に応じた適切な看護援助方法について説明できる。
3.がん体験者が利用可能な資源について説明できる。
4.がん看護専門看護師の役割について説明できる。
5.がん看護専門看護師として、事例の問題状況を適切にアセスメントすることができる。
主体的に学修に取り組む態度(30%)、事例検討(30%)、課題レポート(40%)を総合して評価する。
【課題レポートの評価基準】
・課題について学んだ内容がよく整理され、自身の考えが具体的に述べられていること。
1 | 〔授業時間外に必要な学習〕 予習:講義内容について、事前配付資料をもとに自己学習する。(各項目60分程度) 復習:講義で取り上げた内容を復習し、看護実践に活用できる知識を整理する。(各項目60分程度) |
2 | 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 ◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 (3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 (4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 ○ (5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 ◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 ◎(2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 (3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 ○ (4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じて、資料の配布・文献の紹介を行う。 | ||
参考書 | 必要に応じて、資料の配布・文献の紹介を行う。 |