英 文 名 | : | Oncology in Nursing Research for CNS |
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科 目 概 要 | : | 修士 高度実践看護学コース通年、必修科目、実験、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎中尾 真由美※ |
講 義 室 | : | N号館、対面授業 |
そ の 他 | : | がん看護学分野 |
がん医療にかかわる看護専門職として基礎的研究能力を修得するために、自己が関心をもつ臨床上の疑問(Clinical Question)を探求し、研究課題の明確化、文献レビュー、研究計画、データ収集・分析、論文作成までの研究活動を実施する。
・研究過程(研究課題の明確化、文献レビュー、研究計画、倫理的配慮、データ収集・分析、論文作成等)を通して個別に指導する。
・基本的には、学生が授業内容・研究過程に沿って発表し、教員との討議により授業を進める。
・発表内容に対し、その都度フィードバックを行う。
・研究過程において、適宜助言・指導する。
項目 | 内容 |
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1.研究課題の明確化 | がん看護に関する自己の臨床上の疑問(Clinical Question)を言語化し、研究課題を明確にする。 |
2.文献レビュー | 研究課題に関連する国内外の文献レビューを行う。 |
3.研究方法の選定 | 研究課題に即した研究手法、デザイン、対象、データ収集および分析方法を選定する。 |
4.倫理的配慮の検討 | 研究内容に即した倫理的配慮を検討し、研究協力依頼書および同意書等を作成する。 |
5.研究計画書の作成 | 検討した内容に基づき、研究計画書を作成する。 |
6.倫理審査委員会への申請 | 研究計画書を大学および研究実施施設の倫理審査委員会に申請し審査を受ける。 |
7.データ収集 | 研究計画に基づき、データ収集を行う。必要時、研究フィールドとの調整を行う。 |
8.データ分析 | 収集したデータを分析する。 |
9.研究論文の作成 | 研究目的、方法、結果、考察、結論まで一貫性のある研究論文を作成する。 |
10.研究論文の口頭発表 | 研究成果を口頭で発表する(事前に専攻分野内で予行演習を行い、発表内容を修正する)。 |
11.研究論文の審査・提出 | 学内の論文審査を受け、指摘事項を再考して研究論文を完成させる。 |
*授業の進め方、講義室などは変更となる場合があります。 |
1.臨床上の疑問(Clinical Question)を言語化し、研究課題を明確にできる。
2.研究を実施する上で必要な倫理的配慮について説明できる。
3.自己の研究課題に即した、研究計画書を作成することができる。
4.データ収集・分析の過程を通して、研究手法に関する理解することができる。
5.研究目的、方法、結果、考察まで一貫性のある研究論文を作成することができる。
以下の項目および学内の学位論文審査基準により総合的に評価する。
1.研究論文作成までのプロセス(自主性、取り組み姿勢など)20%
2.研究論文の口頭発表および審査(内容、プレゼンテーションなど)20%
3.研究論文の成果 60%
1 | 予習(90分):提示した課題について予め学習し、発表資料を作成したうえで授業に臨む。 復習(90分):討議内容や指導内容等を振り返り、関連文献等を活用しながら学習する。 |
2 | 倫理研究指針に基づく倫理講習会を受講する。 |
3 | 「研究指導計画書」に基づいて指導する。 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 (1) 専門分野における卓越した看護実践能力 (2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 ◎(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 ○(4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じ、紹介する。 | ||
参考書 | 必要に応じ、紹介する。 |