Web Syllabus(講義概要)
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精神看護学Ⅴ (精神疾患の診断と治療)
英 文 名:Psychiatric Care in Nursing V
科 目 概 要:修士 看護学研究コース後期 [月~木曜日1~4時限]、選択科目、講義、2単位
修士 高度実践看護学コース後期 [月~木曜日1~4時限]、必修科目、講義、2単位
担 当 者:(◎は科目責任者) 稲田 健※(兼担)荒井 有美※(兼任)中垣 真通(非常勤)朝倉 崇文(兼担)神谷 俊介(兼担)澤山 恵波※(兼担)◎柴田 真紀※高橋 恵(非常勤)
講 義 室:N号館、北里大学病院、対面授業、遠隔授業(ライブ型)
そ の 他:精神看護学分野

授業の目的

〈精神科薬物・身体療法に関する科目〉
精神疾患および治療法に関する最新の知識について学習する。精神生理学、精神病理学、発達精神医学、老年精神医学の基礎を学ぶ。

教育内容

1.精神医療の治療方法の特徴と概要について講義する。
2.各治療方法が対象に与える影響について講義する。
3.精神疾患を持つ対象への治療継続に関する支援方法について講義する。

教育方法

配布資料やパワーポイントを用いて講義形式ならびに討論形式で行う。
大学院生によるプレゼンテーション、グループ討議については、討議の中で論点の補足説明も行う。

授業内容

項目内容担当者日時講義室
1精神症状および診断と治療の基礎的理解①精神科診断学(DSM, ICD)と治療方法の概要を学ぶ。特に、病状に応じてどのような治療方法が適用されるかに力点を置く。
(講義および臨床場面の見学)
稲田 健
1/29(木)①北里大学病院
2精神症状および診断と治療の基礎的理解②薬物療法、修正型電気けいれん療法、反復経頭蓋磁気刺激療法などの身体療法の実際を学ぶ。(講義および臨床場面の見学)稲田 健
1/29(木)②北里大学病院
3薬物療法の適応と薬理作用の理解①向精神薬の基本的薬理作用を理解し、精神科薬物療法における看護者の役割や服薬指導のあり方を考える。
(講義)
荒井 有美
1/29(木)③N号館
4薬物療法の適応と薬理作用の理解②リエゾン精神看護における薬物療法の臨床効果や有害反応の評価について学ぶ。(講義)荒井 有美
1/29(木)④N号館
5発達精神医学の基礎①小児の成長発達に伴う精神障害の概念と治療の基礎知識を学び、発達を支える看護の役割、児童精神保健における看護のあり方を考える。(講義)神谷 俊介
2/3(火)①北里大学病院
6発達精神医学の基礎②小児の成長発達に伴う精神障害の概念と治療の基礎知識を学び、発達を支える看護の役割、児童精神保健における看護のあり方を考える。(臨床場面の見学)神谷 俊介
2/3(火)②北里大学病院
7修正型電気けいれん療法の実際①修正型電気けいれん療法の効果と有害反応、インフォームドコンセントおよび実施に伴う看護について学ぶ。(講義)澤山 恵波
2/4(水)③北里大学病院
8修正型電気けいれん療法の実際②修正型電気けいれん療法の効果と有害反応、インフォームドコンセントおよび実施に伴う看護について学ぶ。(臨床場面の見学)澤山 恵波
2/4(水)④北里大学病院
9アルコール依存症とその治療①アルコール依存症患者とその家族を地域で支える実践を通し、治療における看護の役割を考える。(講義)朝倉 崇文
2/5(木)①遠隔授業(ライブ型)
10アルコール依存症とその治療②アルコール依存症患者とその家族を地域で支える実践を通し、治療における看護の役割を考える。(講義)朝倉 崇文
2/5(木)②遠隔授業(ライブ型)
11集団力動と集団精神療法①精神科における精神療法(個人)および臨床の場で求められる心理的支援の実際を学び、看護場面への応用と看護者の役割を考える。(講義)中垣 真通
2/5(木)③N号館
12集団力動と集団精神療法②精神科における精神療法(集団)および臨床の場で求められる心理的支援の実際を学び、看護場面への応用と看護者の役割を考える。(講義)中垣 真通
2/5(木)④N号館
13老年精神医学の基礎①老年期精神障害、特に認知症の病理と治療の基礎知識を学び、認知症の看護のあり方を考える。(講義)高橋 恵
3/11(水)③北里大学病院
14老年精神医学の基礎②老年期精神障害、特に認知症の病理と治療の基礎知識を学び、認知症の看護のあり方を考える。(臨床場面の見学)高橋 恵
3/11(水)④北里大学病院
15薬物治療を受ける患者と家族への相談と支援服薬の自己管理に向けた支援方法の検討、薬物療法を受ける患者家族の直面している困難への介入と支援の評価を行う。文献や事例を通して精神障害者および家族の疾病経験の理解、患者家族を支えるサポート体制について検討する。(文献抄読およびディスカッション)柴田 真紀
3/12(木)②N号館
No. 1
項目
精神症状および診断と治療の基礎的理解①
内容
精神科診断学(DSM, ICD)と治療方法の概要を学ぶ。特に、病状に応じてどのような治療方法が適用されるかに力点を置く。
(講義および臨床場面の見学)
担当者
稲田 健
日時
1/29(木)①
講義室
北里大学病院
No. 2
項目
精神症状および診断と治療の基礎的理解②
内容
薬物療法、修正型電気けいれん療法、反復経頭蓋磁気刺激療法などの身体療法の実際を学ぶ。(講義および臨床場面の見学)
担当者
稲田 健
日時
1/29(木)②
講義室
北里大学病院
No. 3
項目
薬物療法の適応と薬理作用の理解①
内容
向精神薬の基本的薬理作用を理解し、精神科薬物療法における看護者の役割や服薬指導のあり方を考える。
(講義)
担当者
荒井 有美
日時
1/29(木)③
講義室
N号館
No. 4
項目
薬物療法の適応と薬理作用の理解②
内容
リエゾン精神看護における薬物療法の臨床効果や有害反応の評価について学ぶ。(講義)
担当者
荒井 有美
日時
1/29(木)④
講義室
N号館
No. 5
項目
発達精神医学の基礎①
内容
小児の成長発達に伴う精神障害の概念と治療の基礎知識を学び、発達を支える看護の役割、児童精神保健における看護のあり方を考える。(講義)
担当者
神谷 俊介
日時
2/3(火)①
講義室
北里大学病院
No. 6
項目
発達精神医学の基礎②
内容
小児の成長発達に伴う精神障害の概念と治療の基礎知識を学び、発達を支える看護の役割、児童精神保健における看護のあり方を考える。(臨床場面の見学)
担当者
神谷 俊介
日時
2/3(火)②
講義室
北里大学病院
No. 7
項目
修正型電気けいれん療法の実際①
内容
修正型電気けいれん療法の効果と有害反応、インフォームドコンセントおよび実施に伴う看護について学ぶ。(講義)
担当者
澤山 恵波
日時
2/4(水)③
講義室
北里大学病院
No. 8
項目
修正型電気けいれん療法の実際②
内容
修正型電気けいれん療法の効果と有害反応、インフォームドコンセントおよび実施に伴う看護について学ぶ。(臨床場面の見学)
担当者
澤山 恵波
日時
2/4(水)④
講義室
北里大学病院
No. 9
項目
アルコール依存症とその治療①
内容
アルコール依存症患者とその家族を地域で支える実践を通し、治療における看護の役割を考える。(講義)
担当者
朝倉 崇文
日時
2/5(木)①
講義室
遠隔授業(ライブ型)
No. 10
項目
アルコール依存症とその治療②
内容
アルコール依存症患者とその家族を地域で支える実践を通し、治療における看護の役割を考える。(講義)
担当者
朝倉 崇文
日時
2/5(木)②
講義室
遠隔授業(ライブ型)
No. 11
項目
集団力動と集団精神療法①
内容
精神科における精神療法(個人)および臨床の場で求められる心理的支援の実際を学び、看護場面への応用と看護者の役割を考える。(講義)
担当者
中垣 真通
日時
2/5(木)③
講義室
N号館
No. 12
項目
集団力動と集団精神療法②
内容
精神科における精神療法(集団)および臨床の場で求められる心理的支援の実際を学び、看護場面への応用と看護者の役割を考える。(講義)
担当者
中垣 真通
日時
2/5(木)④
講義室
N号館
No. 13
項目
老年精神医学の基礎①
内容
老年期精神障害、特に認知症の病理と治療の基礎知識を学び、認知症の看護のあり方を考える。(講義)
担当者
高橋 恵
日時
3/11(水)③
講義室
北里大学病院
No. 14
項目
老年精神医学の基礎②
内容
老年期精神障害、特に認知症の病理と治療の基礎知識を学び、認知症の看護のあり方を考える。(臨床場面の見学)
担当者
高橋 恵
日時
3/11(水)④
講義室
北里大学病院
No. 15
項目
薬物治療を受ける患者と家族への相談と支援
内容
服薬の自己管理に向けた支援方法の検討、薬物療法を受ける患者家族の直面している困難への介入と支援の評価を行う。文献や事例を通して精神障害者および家族の疾病経験の理解、患者家族を支えるサポート体制について検討する。(文献抄読およびディスカッション)
担当者
柴田 真紀
日時
3/12(木)②
講義室
N号館

到達目標

1.精神医療の治療方法の特徴と概要について理解できる。
2.各治療方法が対象に与える影響を考え、治療継続への支援方法について説明できる。

評価方法

1.講義への参加姿勢(30%)プレゼンテーションの内容・質疑応答の内容(40%)
2.課題レポートの提出:テーマについての理解力、表現力、記述力(30%)

準備学習(予習・復習)・その他

1・新聞やインターネットを活用し、各回の授業内容に関連するトピックスの概要を把握し授業に参加する(講義前90分間程度)
・授業で配布した資料やノートを参照しながら関連書籍を読み、講義内容の理解を追究する(講義後90分間程度)


2〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕
《修士課程(看護学研究コース)》
◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力
 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力
〇(3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力
◎(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力
◎(5) 看護学を教育するための基本的能力と技能

《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》
◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力
〇(2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力
◎(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力
◎(4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力


                                                          ◎は特に関連するもの、○は関連するもの

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書講義の中で紹介する。
参考書
教科書
署名
講義の中で紹介する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
著者・編者
発行所