英 文 名 | : | Psychiatric Care in Nursing (Seminar I) |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース後期、選択科目、演習、2単位 修士 高度実践看護学コース後期、必修科目、演習、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) 海老澤 睦※、 白井 教子(兼任)、 佐々木 千幸(非常勤)、 ◎柴田 真紀※ |
講 義 室 | : | N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型) |
そ の 他 | : | 精神看護学分野 |
リエゾン精神看護の役割・機能・実践的活動について理解し、リエゾン精神看護専門看護師活動に求められる援助技術を身につけることを目的とする。
1.リエゾン精神専門看護師の役割・機能と活動の概要を講義する。
2.リエゾン精神看護活動に必要な知識と技術について講義する。
3.リエゾン精神看護専門看護師活動に求められる援助への追究について討論する。
配布資料やパワーポイントを用いて講義形式、討論形式、演習を行う。
大学院生によるプレゼンテーション、グループ討議については、討議の中で論点の補足説明も行う。
レポート、プレゼンテーションの内容については個別にフィードバックを行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | リエゾン精神看護の成り立ちと精神看護専門看護師の役割・機能① | リエゾン精神看護の歴史。リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師の役割と機能(講義) | 柴田 真紀 | 10/2(木)③ | N号館 |
2 | リエゾン精神看護の成り立ちと精神看護専門看護師の役割・機能② | リエゾン精神看護の歴史。リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師の役割と機能(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 10/2(木)④ | N号館 |
3 | リエゾン精神看護領域において精神看護専門看護師が行うケアの特徴① | 精神的問題をもつ対象への個人精神療法、看護面接(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 10/9(木)③ | N号館 |
4 | リエゾン精神看護領域において精神看護専門看護師が行うケアの特徴② | 精神的問題をもつ対象へのセルフケア支援、リラクゼーション(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 10/9(木)④ | N号館 |
5 | リエゾン精神看護領域において精神看護専門看護師が行うケアの特徴③ | 精神的問題をもつ対象への薬物療法の管理など(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 10/9(木)⑤ | N号館 |
6 | 看護師のメンタルヘルス支援① | 臨床看護師への情緒的サポート、キャリアアップのための支援(文献抄読) | 柴田 真紀 | 10/16(木)③ | N号館 |
7 | 看護師のメンタルヘルス支援② | 臨床看護師への情緒的サポート、キャリアアップのための支援(事例検討) | 柴田 真紀 | 10/16(木)④ | N号館 |
8 | 看護師のメンタルヘルス支援③ | 臨床看護師への情緒的サポート、キャリアアップのための支援(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 10/21(火)③ | N号館 |
9 | リエゾン精神看護活動の課題 | 国内文献の検索、抄読を行い、日本のリエゾン精神看護活動の課題と今後の方向性を考える。 | 柴田 真紀 | 10/21(火)④ | N号館 |
10 | 一般的諸問題をもつ患者・家族のアセスメントとケア① | 治療施設で療養する患者と家族を対象とした精神的問題のアセスメントと直接ケア(講義) | 白井 教子 | 10/23(木)③ | N号館 |
11 | 一般的諸問題をもつ患者・家族のアセスメントとケア② | 治療施設で療養する患者と家族を対象とした精神的問題のアセスメントと直接ケア(ディスカッション) | 白井 教子 | 10/23(木)④ | N号館 |
12 | 精神的諸問題のアセスメントとケアの実際① | 不安の強い患者のアセスメントとケアの実際 攻撃性の強い患者のアセスメントとケアの実際 (講義) | 佐々木 千幸 | 10/28(火)② | N号館 |
13 | 精神的諸問題のアセスメントとケアの実際② | せん妄のある患者のアセスメントとケアの実際(講義) | 佐々木 千幸 | 10/28(火)③ | N号館 |
14 | 精神的諸問題のアセスメントとケアの実際③ | 気分障害のある患者のアセスメントとケアの実際(講義) | 佐々木 千幸 | 10/28(火)④ | N号館 |
15 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師に求められる援助への追究① | 不安の強い患者、攻撃性の強い患者に関する援助への追究(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 10/30(木)③ | N号館 |
16 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師に求められる援助への追究② | 不安の強い患者、攻撃性の強い患者に関する援助への追究(事例検討) | 柴田 真紀 | 10/30(木)④ | N号館 |
17 | 精神的諸問題のアセスメントとケアの実際④ | 摂食障害、心身症の患者のアセスメントとケアの実際(講義) | 佐々木 千幸 | 11/4(火)② | N号館 |
18 | 精神的諸問題のアセスメントとケアの実際⑤ | 常用物質障害患者のアセスメントとケアの実際 サイコオンコロジ―領域の患者のアセスメントとケアの実際 (講義) | 佐々木 千幸 | 11/4(火)③ | N号館 |
19 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師に求められる援助への追究③ | 気分障害のある患者、譫妄のある患者に関する援助への追究(文献抄読) | 柴田 真紀 | 11/6(木)③ | N号館 |
20 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師に求められる援助への追究④ | 気分障害のある患者、譫妄のある患者に関する援助への追究(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 11/6(木)④ | N号館 |
21 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師に求められる援助への追究⑤ | 常用物質障害患者、サイコオンコロジ―領域の患者に関する援助への追究(文献抄読) | 柴田 真紀 | 11/13(木)③ | N号館 |
22 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師に求められる援助への追究⑥ | 常用物質障害患者、サイコオンコロジ―領域の患者に関する援助への追究(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 11/13(木)④ | N号館 |
23 | 精神的諸問題のアセスメントとケアの実際⑥ | 先端医療を受ける患者・家族のアセスメントとケアの実際(講義) | 海老澤 睦 | 11/20(木)② | N号館 |
24 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師に求められる援助への追究⑦ | 先端医療を受ける患者・家族に関する援助への追究(文献抄読) | 柴田 真紀 | 11/20(木)③ | N号館 |
25 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師に求められる援助への追究⑧ | 先端医療を受ける患者・家族に関する援助への追究(プレゼンテーションとディスカッション) | 柴田 真紀 | 11/20(木)④ | N号館 |
26 | コンサルテーションとリエゾン精神看護活動① | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師が行うコンサルテーションの実際(講義) | 白井 教子 | 11/27(木)③ | N号館 |
27 | コンサルテーションとリエゾン精神看護活動② | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師が行うコンサルテーションの実際(ディスカッション) | 白井 教子 | 11/27(木)④ | N号館 |
28 | 調整・倫理調整とリエゾン精神看護活動 | リエゾン精神看護領域における精神看護専門看護師が行う倫理・調整事例の分析(講義) | 白井 教子 | 11/27(木)⑤ | N号館 |
29 | リエゾン精神看護活動の動向 | 海外文献の検索、抄読を行い、日本のリエゾン精神看護活動の課題と今後の方向性を考える。 | 柴田 真紀 | 12/4(木)③ | N号館 |
30 | リエゾン精神看護活動の課題と展望 | 日本のリエゾン精神看護活動の課題と今後の方向性を考える。(ディスカッション) | 柴田 真紀 | 12/4(木)④ | N号館 |
1.リエゾン精神看護専門看護師の役割・機能と活動の概要を説明できる。
2.リエゾン精神看護活動に必要な知識と技術を修得し、リエゾン精神看護専門看護師活動に求められる援助について説明できる。
3.リエゾン精神看護専門看護師活動の実践に向けた自己の課題について考察できる。
1.講義への参加姿勢(30%)プレゼンテーションの内容・質疑応答の内容(40%)
2.課題レポートの提出:テーマについての理解力、表現力、記述力(30%)
1 | ・新聞やインターネットを活用し、各回の授業内容に関連するトピックスの概要を把握し授業に参加する(講義前90分間程度) ・授業で配布した資料やノートを参照しながら関連書籍を読み、講義内容の理解を追究する(講義後90分間程度) 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 ◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 〇(3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 ◎(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 ◎(5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 ◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 ◎(2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 ◎(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 ◎(4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 講義の時に提示する。 | ||
参考書 |