Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
感染看護学実習Ⅲ
英 文 名:Infection Control in Nursing (Practicum III)
科 目 概 要:修士 高度実践看護学コース前期、必修科目、実習、4単位
担 当 者:(◎は科目責任者) ◎小椋 正道※葛城 建史※中村 絵美莉※(実習指導者)古屋 美和※(実習指導者)
実 習 場 所:北里大学病院
そ の 他:感染看護学分野

授業の目的

1.高度な感染症看護を必要とする患者のニーズおよび感染状態をアセスメントし、適切な看護の実践、倫理調整、コーディネーションが実践できる基礎的能力を修得する。
2.臨床における無菌法の実際を理解するとともに、無菌法の適用に伴う易感染患者の心理・ニーズに即した看護、および感染予防の実践能力を修得する。

教育内容

感染症患者に対して、倫理調整、コーディネーションをふまえた実習を行う。
易感染症患者に対して、同患者の心理・ニーズと無菌法の応用をふまえた実習を行う。

教育方法

病院において実習を行う。
実習の評価を討議する。

フィードバック:実習期間内に実施する討議で行う。レポートについては提出期限までに課題を回収する。定められた期間以降から最も早い授業までに、授業内容に関する質問への回答、課題の中の特徴的な見解や誤解について講義時間内あるいはgoogle classroomを介して提示する。

実習内容

項目内容担当者実習場所
2年次
6月16
~26日
・易感染患者の看護に関する実習
【場所】北里大学病院血液内科病棟
【実習期間】2週間 
目標
2.免疫力の低下した易感染患者の状態を認識・評価するとともに、無菌法の実践と無菌法の必要な患者の看護を多角的に検討し実践する。

内容
2. 免疫力の低下した易感染患者を1名受け持ち、以下の実習を行う。
1)血液内科病棟における易感染患者の存在の把握とそれぞれの患者の易感染状態の評価を行う。 
2)アイソレーションと無菌法の実際を理解する。
3)病棟看護師とともに受け持ち患者の無菌法を踏まえた看護の実践、および患者の状態を改善もしくは感染させないよう多角的にアセスメントし必要な看護を立案・実践・評価する。
4)実践した看護について考察したことを事例としてまとめ、発表し、フィードバックを受ける。
小椋 正道
葛城 建史
古屋 美和
北里大学病院
2年次
8月25
~9月4日
・感染症患者の看護に関する実習
【場所】北里大学病院膠原病・感染内科
【実習期間】2週間

目標
1. 高度な感染症看護を必要とする患者の看護について理解し、必要に応じた倫理調整、コーディネーション等の具体策を立案・検討する。

内容
1.複雑または難治性の感染症の患者1名を受け持ち、以下の実習を行う。
1)病歴、社会背景、病気に対する認識などについて把握する。
2)患者のニーズの把握と感染状態のアセスメントを行う。
3)現在必要である、あるいは過去に必要であった倫理調整、コーディネーション等の方策を考え患者に即した具体策の立案、実践、評価を行う。
4)実践した看護について考察したことを事例としてまとめ、発表し、フィードバックを受ける。

小椋 正道
葛城 建史
中村 絵美莉
北里大学病院
2年次
6月16
~26日
項目
・易感染患者の看護に関する実習
【場所】北里大学病院血液内科病棟
【実習期間】2週間 
内容
目標
2.免疫力の低下した易感染患者の状態を認識・評価するとともに、無菌法の実践と無菌法の必要な患者の看護を多角的に検討し実践する。

内容
2. 免疫力の低下した易感染患者を1名受け持ち、以下の実習を行う。
1)血液内科病棟における易感染患者の存在の把握とそれぞれの患者の易感染状態の評価を行う。 
2)アイソレーションと無菌法の実際を理解する。
3)病棟看護師とともに受け持ち患者の無菌法を踏まえた看護の実践、および患者の状態を改善もしくは感染させないよう多角的にアセスメントし必要な看護を立案・実践・評価する。
4)実践した看護について考察したことを事例としてまとめ、発表し、フィードバックを受ける。
担当者
小椋 正道
葛城 建史
古屋 美和
実習場所
北里大学病院
2年次
8月25
~9月4日
項目
・感染症患者の看護に関する実習
【場所】北里大学病院膠原病・感染内科
【実習期間】2週間

内容
目標
1. 高度な感染症看護を必要とする患者の看護について理解し、必要に応じた倫理調整、コーディネーション等の具体策を立案・検討する。

内容
1.複雑または難治性の感染症の患者1名を受け持ち、以下の実習を行う。
1)病歴、社会背景、病気に対する認識などについて把握する。
2)患者のニーズの把握と感染状態のアセスメントを行う。
3)現在必要である、あるいは過去に必要であった倫理調整、コーディネーション等の方策を考え患者に即した具体策の立案、実践、評価を行う。
4)実践した看護について考察したことを事例としてまとめ、発表し、フィードバックを受ける。

担当者
小椋 正道
葛城 建史
中村 絵美莉
実習場所
北里大学病院

到達目標

1.高度な感染症看護を必要とする患者のニーズと感染状態をアセスメントし、倫理調整、コーディネーションの具体的方策について説明できる。
2.免疫力低下患者の易感染状態の評価および無菌法を理解し、必要な看護を実践できる。

評価方法

実習目標の達成度を、感染症看護の実践(50%)、レポート(30%)、実習態度(20%)で評価する。

準備学習(予習・復習)・その他

11) 予習(60分)
 各施設の概要を把握する。実習で学ぶべきことを明らかにし、当日のタイムスケジュールを計画し、指導者へ伝えることができる準備をする。
実習場で看護する対象の疾病について、診断と治療のプロセスを理解する。実習場で起こりやすい感染症と必要な看護を、資料なしに説明する準備をする。実習病院の現実に身を置いて実習させていただくことを忘れず、謙虚に且つ建設的な実習をする心がけをする。
2) 復習(60分)
 関連する資料を参考に、看護実践を考察し記録する。プレゼンテーション資料とレポートを作成する。
2〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕
《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》
◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力
◎(2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力
(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力
◎(4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力

 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考書各自で必要と思われるものを用意すること。
教科書
署名
なし
著者・編者
発行所
参考書
署名
各自で必要と思われるものを用意すること。
著者・編者
発行所