Web Syllabus(講義概要)
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在宅看護学
英 文 名:Home Health Nursing
科 目 概 要:修士 看護学研究コース後期、必修科目、講義、2単位
修士 看護学研究コース前期、必修科目、講義、2単位
担 当 者:(◎は科目責任者) ◎森谷 栄子※眞茅 みゆき※髙見 紀子※(兼任)小野沢 滋※(非常勤)
講 義 室:N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型)、N号館 セミナー室1
そ の 他:看護システム・マネジメント学分野(看護システム)

授業の目的

現代における在宅看護学の概要を歴史や保健医療福祉制度、諸外国の動向、家族支援や在宅療養支援の現状と課題等について多角的視点から学修し、今後在宅看護学において追求すべき事項について議論し、解決するための研究手法を探求する。

教育内容

1.在宅看護活動の歴史や保健医療福祉制度の変遷について学ぶ。
2.諸外国の在宅ケア・在宅看護サービス提供システムの実際を理解し、わが国の在宅ケア・在宅看護の現状と課題について学ぶ。
3.チーム医療に関する理論を理解し、在宅看護における多機関・多職種連携の実際と課題について学ぶ。
4.ケアマネジメント理論および在宅療養におけるケアマネジメント方法について学ぶ。
5.医療機関における入退院システムと退院支援・退院調整の実際と退院支援看護師の役割について学ぶ。
6.在宅移行支援や在宅看護における家族が抱える課題の実態から家族看護の諸理論に基づく援助方法について学ぶ。
7.在宅看護における理論と概念について学ぶ。
8.慢性疾患療養者や難病療養者の在宅療養支援の実際と現状の課題について学ぶ。
9.先行研究を通して、在宅看護に関する課題を分析する方法を学ぶ。

教育方法

1.担当教員によるパワーポイントと配布資料を用いての講義、および各講義内容についての課題および今後の展望について討議を行う。
2.講義内容に関連した課題について学生によるプレゼンテーションと討議を行う。
3.講義内容に関連した課題のプレゼンテーションの発表、資料の内容については、授業内でその妥当性、課題等についてフィードバックする。

授業内容

項目内容担当者日時講義室
1我が国の在宅看護の変遷在宅看護活動の歴史、保健医療福祉制度の変遷から理解し、履修者が考えている課題を討議する。森谷 栄子
10/15(水)②N号館 セミナー室1
2地域包括ケアシステムにおける在宅看護の役割・機能保健医療福祉の動向と地域・在宅看護活動から地域包括ケアシステムにおける在宅看護の役割・機能について理解する。森谷 栄子
10/22(水)②N号館 セミナー室1
3-4諸外国における在宅ケアシステムの実態と課題諸外国における在宅ケアおよび在宅看護サービス提供システムと看護実践方法の実際と看護職が担う役割について理解する。森谷 栄子
10/29(水)①②N号館 セミナー室1
5在宅看護における家族支援在宅移行支援や在宅医療における家族が抱える課題の実態から家族看護の諸理論に基づく援助方法について理解する。髙見 紀子
11/12(水)②N号館 セミナー室1
6訪問看護サービス提供の現状と課題我が国の在宅看護サービスの1つである医療保険等と介護保険に基づく訪問看護サービス提供の仕組みを理解し、諸外国の在宅看護と比較しその特性と課題について理解する。森谷 栄子
11/19(水)②N号館 セミナー室1
7
在宅療養に関するケアマネジメントケアマネジメントの理論と構成要素およびプロセスを理解するとともに、ケアマネジメントの方法(MHS-HC,インターライ方式,オマハシステム)についてそれぞれの特徴を理解する。森谷 栄子
11/26(水)②N号館 セミナー室1
8医療機関における在宅療養移行支援と調整医療機関における入退院システムと退院支援・退院調整のプロセスおよびケアマネジメントの実際から退院支援看護師の役割と求められる能力について理解する。森谷 栄子
12/3(水)②N号館 セミナー室1
9在宅看護における多機関・多職種における連携チーム医療論、組織論、チームケアに関する理論を理解し、在宅看護領域における実際と課題について理解する。森谷 栄子
12/10(水)②N号館 セミナー室1
10在宅看護学における理論と概念在宅看護の基本的な理論(エンパワメント、ストレングスモデル、国際生活機能分類(ICF)等)について理解する。森谷 栄子
1/14(水)②N号館 セミナー室1
11慢性疾患療養者の在宅療養支援慢性疾患療養者と家族に対する在宅療養支援と現状の課題について理解する。眞茅 みゆき
1/21(水)②N号館 セミナー室1
12難病療養者の在宅療養支援難病療養者と家族に対する在宅療養支援と現状の課題について理解する。森谷 栄子
1/28(水)⑤N号館 セミナー室1
13在宅医療システムの実際と課題地域において在宅療養生活を支えるための医療システムとネットワークづくりおよび連携の実際ならびに現状の課題について理解する。小野沢 滋
1/28(水)⑥N号館 セミナー室1
14在宅看護領域に関する研究(1)在宅看護領域に関わる先行研究を通じて、在宅看護学における現状と課題を理解する。森谷 栄子
2/18(水)②N号館 セミナー室1
15在宅看護領域に関する研究(2)在宅看護領域に関わる先行研究を通して、在宅看護学における現状と課題を理解する。森谷 栄子
2/25(水)②N号館 セミナー室1
1
項目
我が国の在宅看護の変遷
内容
在宅看護活動の歴史、保健医療福祉制度の変遷から理解し、履修者が考えている課題を討議する。
担当者
森谷 栄子
日時
10/15(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
2
項目
地域包括ケアシステムにおける在宅看護の役割・機能
内容
保健医療福祉の動向と地域・在宅看護活動から地域包括ケアシステムにおける在宅看護の役割・機能について理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
10/22(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
3-4
項目
諸外国における在宅ケアシステムの実態と課題
内容
諸外国における在宅ケアおよび在宅看護サービス提供システムと看護実践方法の実際と看護職が担う役割について理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
10/29(水)①②
講義室
N号館 セミナー室1
5
項目
在宅看護における家族支援
内容
在宅移行支援や在宅医療における家族が抱える課題の実態から家族看護の諸理論に基づく援助方法について理解する。
担当者
髙見 紀子
日時
11/12(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
6
項目
訪問看護サービス提供の現状と課題
内容
我が国の在宅看護サービスの1つである医療保険等と介護保険に基づく訪問看護サービス提供の仕組みを理解し、諸外国の在宅看護と比較しその特性と課題について理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
11/19(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
7
項目
在宅療養に関するケアマネジメント
内容
ケアマネジメントの理論と構成要素およびプロセスを理解するとともに、ケアマネジメントの方法(MHS-HC,インターライ方式,オマハシステム)についてそれぞれの特徴を理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
11/26(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
8
項目
医療機関における在宅療養移行支援と調整
内容
医療機関における入退院システムと退院支援・退院調整のプロセスおよびケアマネジメントの実際から退院支援看護師の役割と求められる能力について理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
12/3(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
9
項目
在宅看護における多機関・多職種における連携
内容
チーム医療論、組織論、チームケアに関する理論を理解し、在宅看護領域における実際と課題について理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
12/10(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
10
項目
在宅看護学における理論と概念
内容
在宅看護の基本的な理論(エンパワメント、ストレングスモデル、国際生活機能分類(ICF)等)について理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
1/14(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
11
項目
慢性疾患療養者の在宅療養支援
内容
慢性疾患療養者と家族に対する在宅療養支援と現状の課題について理解する。
担当者
眞茅 みゆき
日時
1/21(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
12
項目
難病療養者の在宅療養支援
内容
難病療養者と家族に対する在宅療養支援と現状の課題について理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
1/28(水)⑤
講義室
N号館 セミナー室1
13
項目
在宅医療システムの実際と課題
内容
地域において在宅療養生活を支えるための医療システムとネットワークづくりおよび連携の実際ならびに現状の課題について理解する。
担当者
小野沢 滋
日時
1/28(水)⑥
講義室
N号館 セミナー室1
14
項目
在宅看護領域に関する研究(1)
内容
在宅看護領域に関わる先行研究を通じて、在宅看護学における現状と課題を理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
2/18(水)②
講義室
N号館 セミナー室1
15
項目
在宅看護領域に関する研究(2)
内容
在宅看護領域に関わる先行研究を通して、在宅看護学における現状と課題を理解する。
担当者
森谷 栄子
日時
2/25(水)②
講義室
N号館 セミナー室1

到達目標

1.在宅看護を実践するための基盤となる諸理論について説明できる。
2.わが国における在宅看護の歴史および在宅医療・訪問看護・在宅ケアの現状を理解し、諸外国の在宅看護・在宅ケアとの比較の中でその特性と課題について説明できる。
3.関係機関や多職種との連携およびネットワークの構築、退院支援・調整による在宅移行におけるケアマネジメントについて説明できる。
4.慢性疾患療養者、難病療養者の在宅療養支援の実際と現状の課題について説明できる。
5.在宅看護領域に関連する先行研究論文を通じて、今後の課題を見出し、解決のための看護実践や研究手法を探求できる。

評価方法

講義時のプレゼンテーション60%、講義中の討議への参加態度40%で評価する。

準備学習(予習・復習)・その他

1【授業時間外に必要な学習】
予習:講義内容について事前に提示された課題書籍や先行研究論文、配布資料をもとに自己学習する。(60分程度)
復習:講義で取り上げた内容を復習し、自身の研究課題について検討する。(60分程度)

2〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕
《修士課程(看護学研究コース)》
◎(1) 看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力
◎(2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力
◎(3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力
○(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力
○(5) 看護学を教育するための基本的能力と技能

◎は特に関連するもの、○は関連するもの

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書講義時に提示する。
参考書講義時に提示する。
教科書
署名
講義時に提示する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
講義時に提示する。
著者・編者
発行所