英 文 名 | : | Nursing Research Methodology (Advanced Quantitative Nursing Research) |
---|---|---|
科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース前期、必修科目、講義、1単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎香取 洋子※、 大田 康江※、 岡田 明子※、 田中 美加※、 眞茅 みゆき※、 松谷 伸二、 椿 美智博※ |
講 義 室 | : | 対面授業、N号館 セミナー室3、N号館 セミナー室4 |
そ の 他 | : | 共通科目 |
看護学における量的研究の基礎や研究論文のクリティークを学ぶことで、自らの研究課題を解決するための批判的視点や研究遂行能力を養う。
量的研究に取り組むための基本的な考え方、具体的な研究手法とその特徴、遂行上の課題について講義し、教員と履修者とのディスカッションを通じて、研究手法への理解を深める。
パワーポイントと配布資料をもちいて、講義を行う。
各自が量的研究の論文(欧文)をクリティークし、その結果をプレゼンテーションする。
プレゼンテーションに対するコメントは授業内でフィードバックする。
学びを自分の研究や臨床実践にどう活かすことができるか考察し,レポートにまとめる
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 量的看護研究の基礎 量的研究:観察研究 | 量的研究のデザイン、プロセス 観察研究のプロセスと実際 | 香取 洋子 | 6/11(水)⑤ | N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4 |
2 | 量的研究:尺度開発・尺度を用いた研究 | 尺度を用いた研究 | 岡田 明子 | 6/18(水)⑤ | N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4 |
3 | 量的研究:介入研究 | 介入研究のプロセスと実際 | 田中 美加 | 7/2(水)⑤ | N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4 |
4 | 量的研究:実験研究 | 実験研究のプロセスと実際 | 松谷 伸二 | 7/9(水)⑤ | N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4 |
5 | 量的研究:アウトカム測定 | アウトカム研究のプロセスと実際 | 大田 康江 | 7/16(水)⑤ | N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4 |
6 | 研究論文のクリティークの実際 (量的研究):基本的視点 | 量的研究のクリティークの進め方 | 眞茅 みゆき | 7/23(水)⑤ | N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4 |
7・8 | 研究論文のクリティークの実際 (量的研究):発表と討論 | 論文クリティークのプレゼンテーション | 眞茅 みゆき 椿 美智博 | 9/10(水)⑤⑥ | N号館 セミナー室3・N号館 セミナー室4 |
1. 量的研究の基本的な知識を説明できる。
2. 量的研究デザインの特徴について説明できる。
3. 量的研究を進める際のプロセスを説明できる。
4. 量的データの分析に必要な統計解析を類別できる。
5. 講義内で看護領域における量的研究論文のクリティークを実施することができる。
6. 自らの研究に適切なデザイン・方法を選択することができる。
量的研究のクリティークのプレゼンテーション(60%)、講義・演習への参加態度および「到達度に対する自己評価レポート」(40%)とする。
レポートテーマ:看護学研究法(量的研究)を学んで
提出期限:9月18日(木)12時 提出先:Google Classroom クラスコート:q7k5d2d
【作成上の注意点】
*内容:到達目標1~6に対する自己評価および本講義での学びを今後どのようにいかしていくかについて
*表紙は付けず,1行目にタイトル(ゴシック体,12ポイント,中央配置),2行目に学籍番号,氏名(ゴシック体,10.5ポイント,右寄せ)を記載する。
*本文は10.5ポイント,明朝体,40字×36行,各段落1字下げ,A1枚以内(1000字程度)
*ファイル名は学籍番号(番号のみ)と名前に変更する
*保存形式は,ワード(.docx)またはpdf形式とする
1 | 予習:講義テーマに関して、提示された参考文献に目を通し講義に備える。(各コマにつき1~2時間) |
2 | 復習:講義・演習を通して修得した知識について自分の意見をまとめておく。(各コマにつき1~2時間) |
3 | 各担当教員に事前に(2-3週間前に)伺って進めてください。 連絡用Google Classroom クラスコート:q7k5d2d |
4 | 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 ◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 ◎(2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 〇(3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 ◎(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 (5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | なし | ||
参考書 | 『バーンズ&グローブ看護研究入門 原著第7版―評価・統合・エビデンスの生成』 | Burns,N.& Grove,S.K./黒田裕子他監訳(2015) | エルゼビア・ジャパン |
参考書 | 『看護研究―原理と方法 第2版』 | D.F.ポーリット&C.T.ベック著 近藤潤子 監訳(2010) | 医学書院 |
参考書 | 黒田裕子の看護研究Step by Step 第5版 | 黒田裕子著 | 医学書院 |