英 文 名 | : | Nursing Education |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース後期、選択必修科目、講義、2単位 修士 高度実践看護学コース後期、選択必修科目、講義、2単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎杉本 知子※、 綿貫 恵美子※、 落合 賀津子※、 植村 由美子(非常勤)、 白水 眞理子(非常勤)、 三谷 千代子(非常勤) |
講 義 室 | : | 遠隔授業(ライブ型) |
そ の 他 | : | 共通科目/共通科目A |
看護実践能力を高めるための人材育成方法や内容について探究することをとおして、生涯にわたって自ら学び、考え、行動し、自分の成長を促すための素地を培う。さらに、様々な学びの成果を看護基礎教育や現任教育の場において活用できるようになるための基盤を作る。
以下について学ぶ。
1.看護教育の歴史的変遷や法的根拠
2.教育学やキャリア発達に関する諸理論
3.教育技法、教材の開発、ならびに教育に対する評価の方法
1.講義またはプレゼンテーションにより、看護教育の歴史的変遷や法的根拠、教育学に関する諸理論や教育技法等について理解する。
2.学生間、または学生と教員間で行うディスカッションを通して自らの看護観と教育観を深めると共に、看護教育の課題について明確にする。
3.関連文献の講読により、リフレクションについて検討する。
4.授業に対する質問・意見やプレゼンテーション内容については、個別にフィードバックを行う。
5.レポート課題については、全体の講評をフィードバックする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | 看護専門職における教育 | オリエンテーション 看護教育、専門職、および人生100年時代の社会人基礎力についての理解 | 杉本 知子 | 10/1(水)⑤ | 遠隔授業(ライブ型) |
2 | 看護教育の歴史・制度 | 大学・専修学校の目的と教員の役割、看護教育の歴史的変遷 看護教育制度の基盤となる法的根拠 | 綿貫 恵美子 | 10/1(水)⑥ | 遠隔授業(ライブ型) |
3~4 | キャリア発達①② | キャリア発達における理論、方法、課題 | 植村 由美子 | 10/8(水)⑤⑥ | 遠隔授業(ライブ型) |
5 | 教育に活用される諸理論 | 看護教育において活用可能な諸理論 | 落合 賀津子 | 10/15(水)⑤ | 遠隔授業(ライブ型) |
6 | カリキュラム開発と デザイン | 看護基礎教育におけるカリキュラム開発とカリキュラムデザイン | 落合 賀津子 | 10/15(水)⑥ | 遠隔授業(ライブ型) |
7~8 | 教育技法と評価①② | 教育技法の選択と教材の開発,教育に対する評価 | 落合 賀津子 | 10/22(水)⑤⑥ | 遠隔授業(ライブ型) |
9 | 文献講読 | リフレクションに関する文献講読(課題の発表と討議) | 杉本 知子 | 10/29(水)⑤ | 遠隔授業(ライブ型) |
10 | 研修計画の立案① | 提示された事例に関する研修計画の立案 | 杉本 知子 | 10/29(水)⑥ | 遠隔授業(ライブ型) |
11 | 研修計画の立案② | 立案した研修計画の発表と討議 | 杉本 知子 | 11/5(水)⑤ | 遠隔授業(ライブ型) |
12~13 | 看護実践能力の教授・学習方法①② | 看護実践能力を育む教授・学習方法 ※一部の学生には、オンデマンドによる遠隔授業で実施する。 | 白水 眞理子 | 11/18(火)⑤⑥ | 遠隔授業(ライブ型) |
14~15 | 現任教育の展開①② | 現任教育の展開と課題 ※一部の学生には、オンデマンドによる遠隔授業で実施する。 | 三谷 千代子 | 11/25(火)①② | 遠隔授業(ライブ型) |
1.看護教育制度の歴史的変遷や基盤となる法的根拠について説明できる。
2.看護教育において活用可能な諸理論について説明できる。
3.看護教育の対象と範囲について説明できる。
4.看護教育の内容、方法、および教育に対する評価について説明できる。
5.看護学生や看護職が主体的に生涯学び続けるための教育環境の整備と方法について、具体的に考えることができる。
6.教育者の基本姿勢と学習者に対する倫理的配慮について、具体的に考えることができる。
授業中の参加態度・発言頻度(20%):自分の意見を積極的に述べることができている。
授業時のプレゼンテーション(40%):発表内容と質疑応答が明快である。
レポート(40%):看護学生や看護職が主体的に生涯学び続けるための教育環境の整備と方法、ならびに、主体的に生涯学び続けることの意義について明快に記述されている。
1 | 【授業時間外に必要な学習】 1.授業は講義のみでなく、各講義内容に応じた関連文献の講読、プレゼンテーション・ディスカッションにより行うため、事前に提示する課題・資料について自己学習して授業に臨む(90分/回)。 2.授業終了後には授業資料を見直すと共に、授業テーマに関連する文献を各自で読み、理解を深めるようにする(90分/回)。 |
2 | 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 (1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 (3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 (4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 ◎(5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 (1) 専門分野における卓越した看護実践能力 (2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 (3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 ◎(4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 講義時に提示する | ||
参考書 | 看護教育へようこそ第2版 | 池西靜江、石束佳子 | 医学書院 |
参考書 | 現象学でよみとく専門看護師のコンピテンシー | 井部俊子、村上靖彦編集 | 医学書院 |
参考書 | 看護のための教育学第2版 | 中井俊樹編著、小林忠資編著 | 医学書院 |
参考書 | 看護教育学 第7版 | 杉森みど里、舟島なをみ著 | 医学書院 |