英 文 名 | : | English Writing |
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科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース後期、必修科目、講義、1単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎大田 康江※、 長尾 式子※、 眞茅 みゆき※、 田辺 幸子※ |
講 義 室 | : | 対面授業、N号館 セミナー室3・4 |
そ の 他 | : | 共通科目 |
国際的な学術研究において英語論文で発信する能力の向上を主たる目的とする。特に英語のライティングに必要な考え方およびスキルに焦点を当て、英語論文のリーディングを通して英語の基礎的ライティング能力を養成する。
1. 明確かつ簡潔なイングリッシュライティングに必要な英語の思考パターンおよび英語の文構造について理解する。
2.正確なイングリッシュライティングに必要な英文法の重要性を理解し、ライティングに必要な英文法の基礎を身につける。
3. イングリッシュライティングに必要な実践的な表記法を理解する。
4. 英語のパラグラフの考え方を学び、効果的なパラグラフの展開を理解する。
5. ライティング演習を通して、論理的思考を深める。
6. 英語論文の読み方を習得する。
7. 様々な看護専門領域の英語論文を読むことを通して、英語の文構造およびパラグラフライティングの理解を深める。
1. イングリッシュライティングに説得性をもたせる英語の思考パターンおよび英語の文構造について説明する。
2. 英文法は正確なライティングに必須であるとの理解を促し、英文法の基礎を説明する。
3. イングリッシュライティングに必要な数の表記やコロン、セミコロンなどの使い方を説明する。
4. 「パラグラフとは何か」を学び、効果的パラグラフライティング、つまり文と文をどうつなげるかを説明する。
5. ライティング演習を通して、英語論文の論理構成の重要性を説明する。
6. 英語論文の読み方を説明する。
7. 様々な看護専門領域の英語論文を読むことを通して、英語の文構造およびパラグラフライティングを説明する。
講義:パワーポイントと配布資料を用いて説明する。
演習:ライティング・リーディング演習を通してライティングスキルの学習を深める。
フィードバック方法:個別にコメントをフィードバックする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
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1 | イングリッシュライティングの基本 | ・プリリーディング ・正確・明確・簡潔なイングリッシュライティングの重要性 ・日本語の思考パターンと英語の思考パターンの相違 ・日本語の文構造と英語の文構造の特徴(主語と動詞, 特に、S-V-O) | 大田 康江 | 6/28(土)③ | 対面授業・N号館 セミナー室3・4 |
2 | イングリッシュライティングの基本 | ・英語の思考パターンに基づく「和文和訳」の演習 | 大田 康江 | 6/28(土)④ | 対面授業・N号館 セミナー室3・4 |
3 | イングリッシュライティングに必要な英文法 | ・名詞の単数・複数、および冠詞のもつ意味 ・動詞の理解(自動詞・他動詞) ・法の助動詞(モダリティ) ・表記のルール(数値表記、およびコロン、セミコロンの正しい使い方等) | 大田 康江 | 7/5(土)③ | 対面授業・N号館 セミナー室3・4 |
4 | イングリッシュライティングに必要な文と文のつなぎ方 | ・パラグラフライティング ・文と文を内容でつなぐ(論理的結びつき) ・文と文を接続詞でつなぐ(ディスコースマーカーの用法) ・適切なパラグラフライティングを実践するための英文並べ替え演習 | 大田 康江 | 7/5(土)④ | 対面授業・N号館 セミナー室3・4 |
5 | 英語論文の読み方 | ・英語論文の構成 ・英語論文を読む | 長尾 式子 | 7/12(土)③ | 対面授業・N号館 セミナー室3・4 |
6 | リーディング演習① 論文の構造・論文タイトル・アブストラクト | ・英語論文を読む ・論文タイトル(Title):冠詞、前置詞等 ・要旨(Abstract):文構造、時制等 | 長尾 式子 | 7/12(土)④ | 対面授業・N号館 セミナー室3・4 |
7 | リーディング演習② 序論・研究方法 | ・英語論文を読む ・序論(Intoroduction):時制、パラグラフ等 ・方法(Methods): 能動態・受動態、時制、文構造等 | 田辺 幸子 | 7/12(土)⑤ | 対面授業・N号館 セミナー室3・4 |
8 | リーディング演習③ 結果・考察 | ・英語論文を読む ・結果(Results):時制、図表等 ・考察(Discussion):能動態・受動態、助動詞・パラグラフ等 | 眞茅 みゆき | 7/23(水)④ | 対面授業・N号館 セミナー室3・4 |
1. 明確かつ簡潔なイングリッシュライティングに必要な英語の思考パターンおよび英語の文構造について説明できる。
2. 正確なイングリッシュライティングに不可欠な英文法の必要性を理解し、ライティングに必須の英文法の基礎を身につけ、ライティングの際に活用できる。
3. イングリッシュライティングに必要な数の表記やパンクチュエーションを説明できる。
4. 英語のパラグラフの考え方を学び、パラグラフライティングを効果的に運用できる。
5. ライティング演習を通して、日本語に左右されない論理的文章を記述できる。
6. 英語論文を読解する力を向上することができる。
7. 様々な看護専門領域の英語論文を読むことを通して、英語の文構造およびパラグラフライティングを説明できる。
参加態度20% 評価基準:講義・課題への主体的な取り組みができる。
ライティング課題レポート80% 評価基準:自己の専門領域のテーマについてパラグラフライティングスキルを活用し和文和訳および英語で記述する(詳細は授業内に提示する)。
1 | 【授業時間外に必要な学習】 予習: (30分:提示している講義内容について、概要を把握しておくこと 復習:(90分:講義スライドおよび配布資料を用いて、知識を整理し理解を深める。 |
2 | 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 (1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 ○(3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 ◎(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 (5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業時資料資料を配布する。 必要に応じて紹介する。 | ||
参考書 | English for Writing Research Papers | Adrian Wallwork | Springer |