英 文 名 | : | Research in Fundamental Nursing Science |
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科 目 概 要 | : | 博士課程 研究者コース通年、必修科目、実験、5単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎田中 美加※ |
講 義 室 | : | N号館、対面授業、遠隔授業(ライブ型) |
そ の 他 | : | 基盤開発看護学 |
基盤開発看護学分野(主に公衆衛生看護学、地域看護学、コミュニティーヘルスなど)に関連する研究を自立的に行なう能力を修得するために、以下の目的で授業を行なう。
1.データーの収集と分析を行なう方法を修得する
2.学術的な論文の作成を行なう方法を修得する
3.学内や学会での研究発表を通して、学術的なプレゼンテーションの方法を修得する
基盤開発看護学特別演習で作成した研究計画書に従い研究を学生が実際に行い、その過程でデータ収集や分析方法、論文執筆技術、プレゼンテーション技術を指導する。
グループもしくは個人ゼミナール方式で、討議や発表を交えながら指導を行なう。それぞれの過程で学生が自ら課題を設定し、自立的に進める。フィードバックは毎回の授業で行なう。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1-2 | 研究計画の発表 | 研究実施に向けて研究計画の詳細を検討し、発表する。 | 田中 美加 |
3ー8 | 予備研究 データ収集 | 研究計画に従い、予備研究のデータを収集する。 | 田中 美加 |
9-14 | 予備研究 データ分析 | 予備研究のデータを分析する。 | 田中 美加 |
15-25 | 予備研究 論文執筆 | 予備研究に関する論文を執筆する。 | 田中 美加 |
26-35 | 予備研究 学会/学術誌での発表 | 予備研究で得られた結果を各専門分野あるいは関連分野の学会・セミナーで発表する。 | 田中 美加 |
36 | 中間発表会 | 予備研究結果および本研究の進捗発表(経過報告)を行う。 | 田中 美加 |
37-40 | 本研究 データ収集 | 研究計画に従い、本研究のデータを収集する。 | 田中 美加 |
41-50 | 本研究 データ分析 | 本研究のデータを分析する。 | 田中 美加 |
51-60 | 学位論文執筆 | 予備研究および本研究の結果から、博士学位論文を執筆する。 副論文<査読のある学会誌に論文を一編以上発表>を提出する。 博士学位論文は、 予備審査→論文修正→本審査の流れで審査される。 | 田中 美加 |
1. 十分な文献検討をもとに、研究テーマを設定することができる。
2. 研究テーマに合った研究デザインを選択することができる。
3. 研究デザインに合ったデータ収集の方法を検討し、データを収集することができる。
4. 適切な解析手法を用いて、データを分析することができる。
5. 学術論文の作成を行なうことができる
6. 学内や学会での研究発表を通して、学術的なプレゼンテーションができる
7. 論文を学術誌に投稿し、査読への対応などを行うことができる
討議への参加状況や論文作成への取り組み姿勢(20%)、予備研究論文作成(30%)、本研究論文作成(50%)
1 | 【授業時間外に必要な学習】 1 倫理講習会に出席し、研究実施における倫理的な配慮を理解しておく。(予習3時間) 2 データ収集や分析の方法、論文執筆の方法など、基本的な事項を理解しておく。(予習3-10時間) 3 データ収集、データ分析、論文執筆を行なう。(予習3時間/各回) 4 助言や指導に従い、さらなる文献レビューや論文の修正を行なう。(復習3時間/各回) 5 学会などで研究成果をプレゼンテーションする。(予習10-15時間) 6「研究指導計画書」に基づいて指導を行う。 |
2 | 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《博士後期課程(研究者コース)》 ◎(1)看護に関する現象を多様な視点から省察し、新規性、実現可能性、倫理性を兼ね備えた意義のある研究課題を設定する能力 ◎(2) 看護学研究を遂行するための高度な専門的知識・技能 ◎(3) 看護学の知の体系化に寄与するための論文を作成する能力、研究成果を社会へ発信する能力 ○(4) 看護学を教育するための専門的能力と技能 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 適宜指定する。 | ||
参考書 | 適宜指定する。 |