Web Syllabus(講義概要)
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DNP特別演習 (レビュー・研究計画書作成)
英 文 名:Seminar in DNP course
科 目 概 要:博士課程 DNPコース通年、必修科目、講義・演習、2単位
担 当 者:(◎は科目責任者) ◎岡 澄子※
講 義 室:N号館、対面授業
そ の 他:高度実践看護学コース

授業の目的

小児医療の現場における看護実践上の問題に対して、プロジェクト研究を遂行する能力を修得するために、以下の目的で授業を行う。
・小児医療における看護実践の現状を理解するために必要な知識を学修する。
・組織の現状を人的、物的、経済的側面から分析し、エビデンス・プラクティスギャップの存在を検討し、プロジェクト研究となりうる課題を探究する。
・先行研究、既存のガイドラインから、小児医療および小児看護に関連するエビデンスの高い知識を得る。
・看護実践が展開される介入対象(組織、コミュニティなど)の課題と照合し、課題の解決に向けたプロジェクト研究を計画立案する。

教育内容

プロジェクト研究の遂行に必要な基礎的知識・スキルとして、以下の内容を教授する。
・エビデンスレベルの高い知見を得るための文献検索および知見の活用方法
・介入対象(組織・コミュニティなど)の状況に応じたアプローチ方法およびアウトカム指標の選択
・プロジェクト研究のアウトラインの作成方法

教育方法

ゼミナール形式でパワーポイントや資料を用いたプレゼンテーションを行い、ゼミナール参加者との議論を通して、テーマを思索する。討論から得た内容を継続的に議論・発表することで、プロジェクト研究の基盤を構築する。発表内容や討論に対するフィードバックは毎回の授業で行う。

授業内容

項目内容担当者
1-5小児医療における看護実践の現状と諸問題わが国における小児医療および小児看護の動向と課題を理解する。
岡 澄子
6-10小児医療における看護実践の現場の現状と諸問題小児看護の現場における課題を人的、物的、経済的側面から理解し、学生自身の経験を通して、介入対象(組織・コミュニティなど)の問題状況を検討し、取り組むべきプロジェクト研究の課題を明らかにする。岡 澄子
11-15関連領域の研究の動向およびガイドラインの探索組織的な変革に取り組む際に重要な隣接領域の理論を理解する。
選定したプロジェクト研究の課題に関連する先行研究やガイドラインを検索し、プロジェクト研究に活用できる知見を得る。
岡 澄子
16-20エビデンスに基づく看護実践の評価現場で展開されている小児看護実践をエビデンスに基づき再評価を行い、看護実践と組織の課題を理解する。岡 澄子
21-30エビデンスに基づくプロジェクト研究の検討小児看護実践の評価をもとに、組織の課題を踏まえた変革課題、アプローチ方法、期待されるアウトカムなどの検討結果をもとに、取り組むべきプロジェクト研究について考究する。岡 澄子
1-5
項目
小児医療における看護実践の現状と諸問題
内容
わが国における小児医療および小児看護の動向と課題を理解する。
担当者
岡 澄子
6-10
項目
小児医療における看護実践の現場の現状と諸問題
内容
小児看護の現場における課題を人的、物的、経済的側面から理解し、学生自身の経験を通して、介入対象(組織・コミュニティなど)の問題状況を検討し、取り組むべきプロジェクト研究の課題を明らかにする。
担当者
岡 澄子
11-15
項目
関連領域の研究の動向およびガイドラインの探索
内容
組織的な変革に取り組む際に重要な隣接領域の理論を理解する。
選定したプロジェクト研究の課題に関連する先行研究やガイドラインを検索し、プロジェクト研究に活用できる知見を得る。
担当者
岡 澄子
16-20
項目
エビデンスに基づく看護実践の評価
内容
現場で展開されている小児看護実践をエビデンスに基づき再評価を行い、看護実践と組織の課題を理解する。
担当者
岡 澄子
21-30
項目
エビデンスに基づくプロジェクト研究の検討
内容
小児看護実践の評価をもとに、組織の課題を踏まえた変革課題、アプローチ方法、期待されるアウトカムなどの検討結果をもとに、取り組むべきプロジェクト研究について考究する。
担当者
岡 澄子

到達目標

1.先行研究およびガイドラインの探索結果から、プロジェクト研究として取り組むべき小児看護実践上の課題を明らかにすることができる。
2.現場での看護実践を組織面から評価し、臨床現場の諸問題を明確にすることができる。
3.介入対象(組織・コミュニティなど)の状況に応じた、有効かつ実行可能なプロジェクトを提案することができる。

評価方法

1.プレゼンテーション:小児医療における看護と、組織的な介入研究に関する論文をクリティークし、その内容を発表する(40%)
2.レポート:プロジェクト研究の基盤となる理論をもとに、自らの組織の課題と課題への取り組みに向けたレポートを作成する(60%)

準備学習(予習・復習)・その他

11 【授業時間外に必要な学習】
予習:小児医療における看護実践、組織変革に関する文献など、事前に指示されたテーマについて、文献などを精読し、プレゼンテーションあるいは討議の準備を行う(3時間程度)。
復習:授業内で討議した内容を、先行研究や参考図書を用いながら復習する(2時間程度)。

2 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕
《博士後期課程(高度実践看護学(DNP)コース)》
◎(1) 高度な実践家として高い技術と、エビデンスに基づく専門的かつ幅広い知識
◎(2) 看護実践に研究成果を活用できる能力
〇(3) 組織・コミュニティ・社会に変革を起こすためのプロジェクトを推進するリーダーシップ
〇(4) 医療のアウトカムを保証するための共同とチームワークを促進する能力

◎は特に関連するもの、○は関連するもの

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書必要に応じて紹介する。
参考書必要に応じて資料を配布し、文献を紹介する。
教科書
署名
必要に応じて紹介する。
著者・編者
発行所
参考書
署名
必要に応じて資料を配布し、文献を紹介する。
著者・編者
発行所