英 文 名 | : | Specific Nursing Research in Practical Nursing |
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科 目 概 要 | : | 博士後期課程通年、選択科目、実験、6単位 |
担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎久保 五月 |
講 義 室 | : | N号館 |
そ の 他 | : | 実践看護学分野 |
がん看護学分野の実践・教育の発展に寄与する研究を遂行する能力を修得するために、研究テーマの設定から論文作成までの一連の研究活動に取り組む。
1.がん看護学に関連する研究の動向と課題について、討議する。
2.がん看護学に関連する諸理論について、討議する。
3.研究計画の立案、データ収集および分析、論文作成の研究活動において、助言・指導する。
・学生が作成した資料に基づいて討議する。
・資料や討議に関する講評やコメントは授業内でフィードバックする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1~7 | 研究テーマの設定 | がん看護学領域の文献検討を行い、研究動向と課題について討議する。 討議を通して研究テーマを決定する。 | 久保 五月 |
8~10 | 研究計画書の作成① | 研究目的を設定し、研究目的に適した研究デザインについて討議する。 | 久保 五月 |
11~15 | 研究計画書の作成② | 研究目的、研究デザインに応じたデータ収集、データ分析方法について討議する。 | 久保 五月 |
16~20 | 研究計画書の作成③ | 計画した研究を実施する際の倫理的配慮について討議する。 研究計画について研究倫理審査を受ける。 | 久保 五月 |
21~28 | 研究の実施:データ収集 | 研究計画書に記載した研究方法に基づいてデータを収集する。 | 久保 五月 |
29~35 | 研究の実施:データ分析 | 研究計画書に記載した研究方法に基づいて、データを分析する。 | 久保 五月 |
36~45 | 研究論文の作成 | 文献検討、研究方法、データ収集・分析の結果をふまえて論文を執筆する。 | 久保 五月 |
*授業の進め方、講義室などは変更となる場合があります。 |
1.がん看護学領域の研究動向と課題を説明できる。
2.がん看護学研究において、独自性が高く、意義のある研究テーマを設定できる。
3.科学的妥当性があり、研究倫理を踏まえた実現可能な研究計画が立案できる。
4.研究計画に基づき、データ収集・分析を実施し、研究論文を執筆することができる。
主体的に研究活動に取り組む態度(10%)、文献検討(30%)、研究計画書の作成(20%)、研究成果(30%)、論文の執筆(10%)を総合して評価する。
〔研究成果の評価基準〕
・一連の研究過程を踏んでいること。がん看護学の発展およびがん看護実践の質向上に貢献する知見あるいは研究課題を見出していること。
1 | 〔授業時間外に必要な学習〕 予習(1~3時間程度):各回の授業について、資料を作成して臨む。 復習(90分程度):各回の授業内容を振り返り、必要時、関連文献を活用して理解を深める。 |
2 | 「研究指導計画書」に基づいて指導する。 |
3 | 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《博士後期課程(研究者コース)》 ◎(1)看護に関する現象を多様な視点から省察し、新規性、実現可能性、倫理性を兼ね備えた意義のある研究課題を設定する能力 ◎(2)看護学研究を遂行するための高度な専門的知識・技能 ◎(3)看護学の知の体系化に寄与するための論文を作成する能力、研究成果を社会へ発信する能力 (4)看護学を教育するための専門的能力と技能 ◎は特に関連するもの、〇は関連するもの |
4 | オフィスアワー:希望者は事前にメールで連絡する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要に応じて、紹介する。 | ||
参考書 | 必要に応じて、紹介する。 |