
| 英 文 名 | : | Gerontological Nursing I |
|---|---|---|
| 科 目 概 要 | : | 修士 看護学研究コース前期、必修科目、講義、2単位 修士 高度実践看護学コース前期、必修科目、講義、2単位 |
| 担 当 者 | : | (◎は科目責任者) ◎杉本 知子※、 綿貫 恵美子※、 髙見 紀子※(兼任)、 川野 かおり(非常勤) |
| 講 義 室 | : | 老年看護学研究室、対面授業 |
| そ の 他 | : | 老年看護学分野 |
老年期を生きる人々とその家族への看護実践において適用可能な理論・概念、および老年看護実践における倫理的課題と倫理調整について学ぶ。これらを学ぶ過程をとおして老人看護専門看護師の役割・機能についての理解を深めるとともに、老年看護の実践・研究・教育上の課題について探究し、老年看護を専門として活動していくための基盤を作る。
以下について学ぶ。
・老年期を生きる人々を理解するための理論、視点
・専門看護師制度の背景と目的、および老人看護専門看護師の役割と機能
・高齢者とその家族への看護実践において適用可能な理論・モデル
・理論・モデルを看護実践に適用することの意義
・授業は講義、授業内容に関連する文献の講読、プレゼンテーション・討議にて行う。
・第15回の授業は、授業で取り上げた理論や概念等を適用して事例検討を行う。なお、第14回は第15回の発表準備の時間とする。
・レポート課題、プレゼンテーションの内容、授業に対する質問・意見については、個別にフィードバックを行う。
| 回 | 項目 | 内容 | 担当者 | 日時 | 講義室 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 老年看護実践のための理論・概念 ①:生涯発達に関する理解を中心に | 授業のガイダンス(目的、すすめ方、課題など) 老年看護実践の基盤となる理論・概念(生涯発達、アクティブエイジング、サクセスフルエイジングなど) |
杉本 知子 |
4/9(木)② | 老年看護学研究室 |
| 2 | 老年看護実践のための理論・概念 ③:Strength-Based Nursing Care | ストレングにもとづく看護ケアの理解 | 杉本 知子 |
4/16(木)③ | 老年看護学研究室 |
| 3~4 | 老年看護実践のための理論・概念②:家族看護学に関する理論の理解を中心に | 家族看護学の様々な理論(家族周期理論、家族発達理論) | 髙見 紀子 |
4/28(火)①② | 老年看護学研究室 |
| 5 | 老年看護実践のための理論・概念④:病みの軌跡理論 | 慢性疾患の病みの軌跡――コービンとストラウスによる看護モデルの理解 | 杉本 知子 |
5/14(木)① | 老年看護学研究室 |
| 6~7 | 老年看護実践のための理論・概念⑤:カルガリー家族看護モデル、渡辺式家族アセスメントモデル | 高齢者と家族に関する理論・モデルの適用(学生プレゼンテーション) | 髙見 紀子 |
5/19(火)①② | 老年看護学研究室 |
| 8~9 |
老年看護実践・研究・教育上の課題と老人看護専門看護師の役割・機能①:専門看護師の役割の理解を中心に |
専門看護師制度の背景と目的 老人看護専門看護師の役割・機能 |
川野 かおり |
5/19(火)③④ | 老年看護学研究室 |
| 10 | 老年看護実践・研究・教育上の課題と老人看護専門看護師の役割・機能②:専門看護師としての活動の方略の理解を中心に | 所属施設で老人看護専門看護師として活動するための方略 | 川野 かおり |
5/19(火)⑤ | 老年看護学研究室 |
| 11 | 老年看護実践のための理論・概念⑥:ペプロウの人間関係の理論 | ペプロウの人間関係の理論の理解 | 杉本 知子 |
5/28(木)① | 老年看護学研究室 |
| 12 |
老年看護実践領域における倫理的課題 | 老年看護領域で起こりやすい倫理的課題と倫理調整 | 綿貫 恵美子 |
5/28(木)② | 老年看護学研究室 |
| 13 |
老年看護実践のための理論・概念⑥:コンフォート理論 | コンフォート理論の理解 | 杉本 知子 |
6/4(木)② | 老年看護学研究室 |
| 14~15 | 理論・モデルの適用による老年看護実践 | 理論・モデルの適用による老年看護実践(事例検討) 1限:プレゼンテーション準備 2限:学生プレゼンテーション |
杉本 知子 綿貫 恵美子 |
6/11(木)①② | 老年看護学研究室 |
1.老年期を生きる人々の特徴を生涯発達の観点から説明できる。
2.老年看護領域における倫理的課題の特徴について説明できる。
3.老年看護実践に有用な理論・モデルを1つ選択し、事例に適用できる。
4.看護実践への理論・モデルの適用をとおして得られた学びと適用上の課題について述べることができる。
5.専門看護師制度の背景と目的、および老人看護専門看護師の役割・機能について説明できる。
履修態度(30%):自分の意見を積極的に述べることができている。
プレゼンテーション・討議(40%):発表内容と質疑応答が明快である。
課題レポート(30%):看護実践への理論・モデルの適用をとおして得られた学びと適用上の課題について、自分の考えを明快に記述できている。
| 1 | 授業は講義のみでなく、各講義内容に応じた関連文献の講読、プレゼンテーション・討議により行うため、事前に提示した課題・資料について自己学習をしたうえで授業に臨む(90分/回)。 |
| 2 | 授業終了後には授業資料を読み直すと共に、授業テーマに関連する文献を各自で読み、理解を深めるようにする(90分/回)。 |
| 3 | 〔学位授与の方針と当該授業科目の関連〕 《修士課程(看護学研究コース)》 ◎(1)看護学研究者として専門分野および周辺領域の知識・技術を持ち、実現可能で専門分野あるいは社会において意義のある研究課題を設定する能力 (2) 研究課題に適した研究デザインと研究方法を選択し、計画的かつ倫理的に実施する能力 (3) 研究結果を考察し、論文を執筆する能力 ◎(4) 専門分野における研究の成果を看護実践の質向上に活用する能力 〇(5) 看護学を教育するための基本的能力と技能 《修士課程(高度実践看護学コース 専門看護師プログラム)》 ◎(1) 専門分野における卓越した看護実践能力 ◎(2) 専門職者としての倫理的課題の解決能力、多職種と連携するための調整能力、コンサルテーション能力 〇(3) 専門分野の看護実践の中で、研究的手法を用いて課題解決する能力 〇(4) 専門分野における看護実践の質を向上させるための教育的役割を果たす能力 ◎は特に関連するもの、○は関連するもの |
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 初回の授業および授業内容に応じて、資料の配布・文献の紹介を行う。 | ||
| 参考書 | 幼児期と社会 | E. H. エリクソン著/仁科弥生訳 | みすず書房 |
| 参考書 | 老年期 生き生きしたか | E. H. エリクソン他著/朝長正徳他訳 | みすず書房 |
| 参考書 | ケアプランに活かす「ICFの視点」 | 諏訪さゆり他 | 日総研出版 |
| 参考書 | コルカバ コンフォート理論 理論の開発過程と実践への適用 |
キャサリン・コルカバ著/太田喜久子監訳 | 医学書院 |
| 参考書 | ストレングスモデル[第3版] リカバリー志向の精神保健福祉サービス |
C.A.ラップ 他著/田中英樹監訳 | 金剛出版 |
| 参考書 | ストレングスにもとづく看護ケア[第1巻~第3巻] | ローリィ.N.ゴットリーブ著/白石裕子監訳 | 看護の科学社 |
| 参考書 | 看護理論家の業績と理論評価[第3版] | 筒井真優美編集 | 医学書院 |
| 参考書 | サクセスフル・エイジング 予防医学・健康科学・コミュニティから考えるQOLの向上 |
小熊 祐子著 | 慶應義塾大学出版会 |
| 参考書 | サクセスフル・エイジング : 老化を理解するために | 東京都老人総合研究所編 | ワールドプランニング |